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「ホームレスになるしかなかった」人々の、路上脱出を本気でサポートする。

認定NPO法人Homedoor

実行中

更新日:2019.05.19

Homedoorでは、6つのチャレンジを通じて、ホームレスの人々の路上脱出のサポートを行なっています。

「あそこに行けば、絶対になんとかなる」
そんな風に思ってもらえる場所が、この日本でたった1つでもあれば、路上で亡くならずに済むのではないか。路上から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できるようになるのではないか。そんな仮説を元に、Homedoorの活動はスタートしました。

既存の支援の枠組みにとらわれることなく、どのような支援が必要なのか、効果的なのか、日々試行錯誤を重ねながら、支援の精度を磨いています。毎年、改善点を見直し、現場や当事者の声を元に本当に必要なサポートを生み出していく、そんなチャレンジを行なっています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」

住居を失い寝泊まりのためにインターネットカフェ等を常連的に利用する住居喪失者は、5,400人(厚生労働省「ネットカフェ難民調査」2007年)。正社員に就きたくても就けなかった派遣労働者の割合は、1999年の29.1%から、2007年には37.3%に増加しています(厚生労働省「就業形態の多様化に関する総合実態調査」1999年、2007年)。

ホームレス問題がより深刻化する日本において、ホームレスになるしか選択肢がなかった人々に対して、本当に必要なサポートを生み出し続けていくことが私たちののミッションです。その挑戦の先に、「誰もが、何度でもやり直せる社会」をつくることを目指します。

アプローチの方法

ホームレス状態から抜け出したいと思っても抜け出せない状況や、偏見がなくならない状況を、一連の支援活動「6つのチャレンジ」で解決していきます。

1. 届ける
巡回活動、店舗ポスター・WEB広告

2. 選択肢を広げる
アセスメント、シェルターの提供、他機関との連携

3. “暮らし”を支える
居場所づくり、食堂の実施、健康サポート

4. “働く”を支える
仕事の提供、一般就労移行、金銭管理サポート

5. 再出発に寄り添う
引っ越し・見守り、就労定着、卒業生サポーター

6. 伝える
講演・ワークショップ、路上生活者調査、啓発用教材販売

アクションリーダー プロフィール

川口 加奈

認定NPO法人Homedoor 理事長/
14歳でホームレス問題に出会い、ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しや100人ワークショップなどの活動を開始。19歳でHomedoorを設立。世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)のGlobal Shapersや、人間力大賞グランプリ、内閣総理大臣奨励賞、Forbes Japanが選ぶ「30UNDER30」にも選出される。1991年大阪生まれ、大阪育ち。

団体/企業詳細

団体名
  • 認定NPO法人Homedoor

応援メッセージ

株式会社スピーディ 代表取締役社長 福田淳さん

川口さんは名言の宝庫です。

当社は、デザインやクリエーションを通じてNPOのブランディングをお手伝いしております。
最初に川口さんにお会いしたときに、物凄い数の支援メニューやお仕事が用意されていたのです。
「メニュー多すぎてわかりにくくないですか?」って尋ねたら、川口さんは「どんな立場の人でも選択の自由が豊富にあることが大事なんです」とキッパリと返答され衝撃を受けました。
そんなキッカケから始まったお付き合いも現在では出前サービスアプリ開発にまで及んでいます。
「知ったからには、知ったなりの責任がある」本当に川口さんは名言の宝庫です。

  • がんばれ

    2021.02.08

  • 頑張ってください

    2021.02.08

  • 応援してます

    2021.03.05

  • 応援してます!

    2021.08.11

  • がんばってください

    2021.11.30

  • すごい!応援してます

    2022.02.09

  • 直接は関われるわけではないので無責任ですが、応援しています!

    2023.05.12

  • 誰かのために頑張れてとても素敵な人達だと思いました頑張ってください!!

    2023.12.07

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