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令和の長屋プロジェクト!主婦の居場所づくりから始まる物流の形。

馬場 悠太

アイディア段階

更新日:2023.02.06

ジェンダー後進国と言われる日本でも、メディアでの女性の社会進出像や、性別役割分担意識の変化や世帯所得の減少等により共働き世帯が増加し、専業主婦世帯が減少しています。そんな世の中の流れの中でも専業主婦を選択せざるおえなかった方等を中心に女性がまだまだ不安を抱え、生きづらさを感じている人の不安を解消したいと思っています。

かつては助け合い、いい意味でのおせっかいのある、日本の古き良き文化である長屋がありました。物理的にはプライバシーが守られ丁度いい距離感で隣同士が困ったときにはすぐに気付き助け合えるようなコミュニティです。

そこで令和の長屋プロジェクトでは、日本の古き良き長屋文化の要素を取り込み、専業主婦を含む子育て世代の主婦が助け合える居場所作りに挑戦します。ちょっとしたおせっかいから困りごとに気付きやすく、助け合える場作りから始まる、新しい物流の形を作りたいと考えています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

ジェンダーレスが進まない日本で、古き良き文化を現代に再現!
主婦の居場所づくりから、新しい物流の形を創造する。

共働き世帯の増加に伴い、世の中には共働きの人達が使いやすい設計のサービスが増えていきました。そんな中、専業主婦が世の中から取り残され、生きづらさを抱えているという課題があります。

<居場所>
・他の専業主婦の姿が見えない
・他人と比較しなければ自分を評価できない
・趣味や相談先といった逃げ場がない
・ケアワークに対する適切な評価指標がない

<就労>
・他人から認められるという機会が少ない
・社会的に求められる水準と評価にゆがみがある

少なくとも、上記のような課題を専業主婦が抱えていると考えられます。

そこで私たちは、長屋という伝統文化に注目。良い意味でのおせっかいで助け合えるコミュニティを、令和の時代に合った形で再現することで、専業主婦の課題を解決したいと考えています。

アプローチの方法

「こども物流」

子育て世帯向けの、子育て経験のある元主婦配達員による専門物流「こども物流」を実現したいです。子育て世帯が、元当事者である配送員によるピアサポートを受けられます。

子どもの成長に合わせて、その後は配送員として就労も可能です。居場所と就労、両方の機能を果たし、当事者と元当事者の循環を一つのコミュニティで提供することを目指します。

一緒に考えたいこと

・初めての居場所に足を運ぶことのハードルとは?
・どのような場所であれば足を運びたくなる?

アクションリーダー プロフィール

馬場 悠太

セイノーホールディングス株式会社 オープンイノベーション推進室

団体/企業詳細

団体名
  • 馬場 悠太

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