2020年とその先に向けた、寄り添う気持ちが当たり前になるアプリ「袖縁」
株式会社 袖縁
「袖触れ合うも他生の縁」・・略して、【袖縁】。
私たちは、その場で出会ったことこの縁を大切に、要配慮者(困りビト)と支援者(助けビト)がお互いに持っている気遣う気持ちを障害なく出会わせることにより、心が和らぐ暖かな社会を目指します。
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
もしあなたが、困っていたり、もしくは困っている人に出会った時に手を貸してほしい、お手伝いしようという気持ちを「相手に悪いかも」「頼むのが面倒」、「手助けした方がいいのだろうか」「しっかり出来るだろうか」といった気遣いのし過ぎで、諦めないでほしい。
「ちょっとお願い」「今、行きます」、【袖縁】を使って、素直な気持ちを伝えてほしいのです。きっとその先には、お願いした側の「好みの対応をしてもらってほっこり」、お手伝いした側の「喜んでもらってほっこり」という心が和らぐ気持ちが芽生えるはず。
どんな場所にいても繋がっていられる今の時代だからこそ、私たちはアイディアと技術の力で、安全で心和らぐ暖かな社会を築けると強く信じています。まずは町のお店や公共施設、町会等のお客さまを”おもてなし”するという気持ちをサポートするところから、安全で心和らぐ暖かな町作りを目指していきます。
【袖縁】の世界観を描いたアニメ(1分42秒)
【袖縁】の世界観を描いたアニメ(1分42秒) ‥ 音声ガイド付き
アプローチの方法
私たちは、技術を使い困りビトと助けビトをつなぎお互いの“心のバリア”を超えるアプリ【袖縁】を開発しました。くわしくは公式サイトをご覧ください。
・【袖縁】の想いと仕組みのアニメ(2分14秒)
これまでの活動実績
東京都「ソフトバリアフリー実証実験」他
渋谷の金融機関ご協力の下おこなった視覚障害者の方を対象とした体験会、東京都「ソフトバリアフリー実証実験」として、新宿の大規模衣料品店ご協力の下おこなった視覚障害者/聴覚障害者/車椅子使用者/ベビーカー使用者等の方を対象とした実証実験で好評を得ました。
東京都の実証実験では、体験後のNPS(Net Promoter Score:顧客ロイヤルティ、顧客の継続利用意向を知るための指標)は52(5段階評価による参考値)。別途開催した、当日の振り返り、【袖縁】のコンセプトと今後の展開を交えて議論したグループヒヤリング後のNPSはなんと満点の100。期待の高さが伺える結果となりました。
なお、金融機関と衣料品店という異なる業種でも同じように使えたことから、場所を選ばないことが見えてきました。また、視覚障害者/聴覚障害者/車椅子使用者/ベビーカー使用者等さまざまな配慮特性の方がいらっしゃっても使えたことから、配慮特性を選ばないことが見えてきました(ただし、具体的な介助の仕方は個々人で異なります)。
アクションリーダー プロフィール
- 友枝 敦
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(株)袖縁代表取締役/日本福祉のまちづくり学会「ICTによる行動支援」特別研究委員会 委員長
ドメイン(課題となる領域)分析&モデリングを元に本質をとらえたブレークスルーを指向。メーカ研究所を皮切りに、ICT系の技術やサービスの研究開発に携わり、論文から特許へ、特許から事業企画へ、そして事業推進へと歩を進める。
【袖縁】は、同僚の“視覚障害の知人が駅が怖いと言ってる、ICTでなんとかならないか”との一言から始まる。
社会課題とは疎遠だったものの、さまざまな先達に導かれ、仲間に助けられつつ、素人力を武器に世界ほっこり化計画を推進。
応援メッセージ
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私自身が「困りビド」「助けビト」の両面を持っている、と全ての人類が自覚したら、生きやすい世の中になりますよね(^^)!
2021.04.24
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JWAVEで聴き知りました。海外では街中で要介助の方は特に日本みたいに点字ブロックや盲人用信号機など無くても周りの人が助け合うのであまり不自由を感じないなんて聞いたことがありますが、日本ではお互い声を掛けることすらなかなか出来ないと思います。現状はサービス業での運用の様ですが、街中で一般の人と繋がれば良いなと感じます。弱者を狙うストーカー的な悪用の心配もありますが、その辺も上手く行ければなと思います。
2021.09.17
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ありがとうございます!
そうなんです。誰もが必ずしもいつも困っているわけではないですし、逆に誰もが困りごとに遭遇します。
そもそも、生きていれば基本的に誰もが障害者になります。
情けは人のためならず、配慮も人のためならず、ですよね。:)2021.09.17
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ありがとうございます!
袖縁を始めるまで自分もそうだったのですが、日本には分厚く強大な無知無関心無責任層があると感じます。袖縁でそこも溶かしたいんですよね。
街中一般人については悩ましいところです。
元々の発想は、近くの人に繋ぐことだったんです。が、「白杖を持って電車に乗ると、だいたい痴漢に遭う」という話がでて、顔面蒼白、膝カックン。世界は決して美しくはない、ということを痛感しました。それで、安全第一。合理的配慮義務を負う事業者に限定しました。
袖縁での手助け実績十分な方は、ご希望により、街中でも繋がれる、というようにすることを考えています。2021.09.17
最新情報
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20191023
東京モーターショーの「FUTURE EXPO」に出展しました
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20191105
東京都の創業支援施設 Startup Hub Tokyo の「Startup Stage 2019 (2019/12/15開催)」のファイナリストに選定されました!
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20191215
東京都の創業支援施設 Startup Hub Tokyo の「Startup Stage 2019 」にて株式会社ヘッドラインさまご提供の『ヘッドライン賞』を受賞しました
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