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生きたSDGsの学びを広く届ける仕組みを考えよう!

NPO法人WELgee

実行中

更新日:2021.01.20

難民と聞くと、どういうイメージを持ちますか?

日本にいる難民の人たちは大学卒業生、トライリンガル、祖国では起業家やエンジニアであった人たちが多くいます。しかし日本の難民申請の結果は99%不認定で、日本社会との切断の日々が続く現実。

ですが、個性穏やかで様々な逆境を乗り越えてきた彼らは世界の社会課題の場から立ち上がり、世界の現実を伝える「大使」たちです。そんな彼らの生の声を題材に、生きたSDGsの学びを共にすることで、日本の企業もどれだけSDGsを自分事化できるかもしれません。より多くの企業に学びを届ける仕組みを、みなさんとともに考えていきたいです。

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アクション詳細

アプローチの方法

日本における難民認定申請者の数は増え続けています。2017年度には2万人近くが申請を行いましたが、難民認定率は、G7最低の1%未満。来日した難民申請者にとっての唯一の希望の道は、「滞在する許可を更新し続け認定を待つ」のみ。本当に「ひたすら認定を待つ」しかないのでしょうか?

私たちは、難民当事者、民間セクター、弁護士、さまざまな応援者と話し合いを重ね、どのように難民をサポートしていけるかを考えて続けています。難民認定に頼らない方法で、難民認定申請者たちが自身のキャリアや人生の目標を追求できる道筋をつくりたいのです。

そのために「難民の方と共に育むグローバルマインド研修~生きたSDGsの学びを届けるには?~」という事業を展開中。日本に逃れた多国籍なアンバサダーたちから、世界を学び、自分を知る場を、企業の社員研修として提供するというものです。

研修パートナーJさんは、次のように語ります。「(彼ら)のストーリーテリングは参加者の認識の深いレベルに変化を起こすことができるほどインパクトが強い。WELgeeの研修は「認識の変化」をもたらすことができ、その点でとても価値があると思います。」

より多くの企業に、彼らの生の声を題材に「生きたSDGsの学び」を届ける仕組みを、みなさんとともに考えていきたいです。

アクションリーダー プロフィール

玉利ドーラ

NPO法人WELgee セミナー事業部

団体/企業詳細

団体名
  • NPO法人WELgee

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