おじいちゃん達も活躍する活き活きとした地域コミュニティを日本中に!
一般社団法人 ソーシャル・キャピタル共創機構
人生100年時代に必要な健康寿命を延ばす3要素である、「食・健康」「学び・趣味、知的な刺激」「社会参加・就労機会」。これらが人によって健康に格差が生じているのはなぜでしょうか。
健康格差は、本人の努力で補えない社会環境によって生じます。例えば「幼少期」「ストレス」「ソーシャルサポート」など、格差を生じさせる、政治的、社会的、経済的な10の要因があり、その解消には社会的な仕組みが必要です。
そこで私たちは、個人ではコントロールできない「健康格差」を生じさせる要因を発見し、地域活動者とのパートナーシップ(協働)で課題解決に取り組んでいきます。
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
健康格差を生じさせる社会的要因を解消すべく、人々が関わり合う「共食」の機会を増やす
「共食」=「共に食べる機会」を作ることで、学びや趣味の仲間を増やしたり、学びを活かして働いたりすることができます。人々と関わり合うほどに生活はアクティブに変化していき、それは健康寿命を延ばすことにつながるでしょう。
生活習慣病や虚弱(フレイル)の要因となる「孤食」から、食で関わりを作る「共食」に。そして、おじいちゃん達も活躍する活き活きとした地域コミュニティを日本中に展開したいと考えています。
現状とビジョンのギャップ、課題の構造
特に「高齢期の男性」は、社会との関わりが少ないことが懸念されている
2005年には男性の独居高齢者は女性の3分の1ほどでしたが、2015年には2分の1ほどに差が縮小。女性の独居高齢者の数ももちろん増えていますが、増加の勢いとしては男性の伸び方のほうが急激です。
一方、高齢者男性がどのような時に生きがいを感じるかという調査では「孫など家族との団らんの時」が一位でした。次いで「趣味やスポーツに熱中している時」「友人と食事をしている時」が高く、人との関わりが生きがいにつながることを示しています。
アプローチの方法
<事業概要>
一般社団法人 ソーシャル・キャピタル共創機構は、個人ではコントロールできない「健康格差」を生じさせる要因を発見し、地域活動者とのパートナーシップ(協働)で課題解決に取り組んでいます。
* 本社拠点:東京都日野市
*パートナー拠点:島根県雲南市、石川県七尾市
<雲南市の事例>
社会的困難者を支えるローカルアクション:
・生活不活発病を防ぐ大人の「食育活動」担い手発掘・育成事業
・あそびばキッチンコンソーシアム
・うんなん生涯現役マスターズ
お知恵をお借りしたいこと
仕事一筋で生きてきたアラ還男性の健康増進策・地域活動にイキイキ取り組んでもらう方法について(地域で生き甲斐を感じられる役割)
あなたのご家族、先輩が、大人の尊厳を保ちつつ、熱心に取り組んでもらえそうな活動は、どんなことが考えられるでしょうか?教えていただけると嬉しいです。
アクションリーダー プロフィール
- 酒井 可奈子
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一般社団法人 ソーシャル・キャピタル共創機構 代表理事
経営学修士(専門職)
高齢社会エキスパート*(*一般社団法人高齢社会共創センター認定)
1974年東京都生まれ。新卒でIT企業へ入社、法人営業を担う。育児の経験から、子育て家庭をとりまく地域や生活環境の課題を解決したいと志し、2010年ハウス食品(株)に入社。お客様生活研究センター(当時)、食品事業部を経て、グループ本社の新規事業開発部に配属。2016年グロービス経営大学院修了(MBA)。同年、石川県七尾市の民間まちづくり会社(株)御祓川に社会人インターンとして関わり、森山と出会う。以来現在までプロボノコーディネーターとして、地域と企業人材をつなぎ、新規事業創出支援を続ける。その経験から、2021年7月当法人を設立。
団体/企業詳細
- 団体名
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- 一般社団法人 ソーシャル・キャピタル共創機構
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