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高校生の日常に可能性ある「出会い」を!

一般社団法人ウィルドア

実行中

更新日:2020.09.24

ウィルドアは、多くの方々が築いてきた教育に関わる知恵や経験・仕組みを引き継ぎつつ、これからの時代を見据え、「一人ひとりが"自分"と"社会"と共に生きられる」未来を目指します。

学校や行政、企業・NPO等、教育に熱意を持って関わる方々と、共に子どもたちの未来を創っていけるよう、幅広く地域・教育に関わる活動を展開しています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

私から始まる学びを、高校生一人に。

「みんながやっているから」、「強制的に与えられる」、「既存の場に参加する」という従来の「学び」観から、「自分の理想に近づくため」、「自分で選択する」、「自ら学びの場を創設する」という「学び」観を生み出していきたいと考えています。

サッカーを知らなければ、サッカー選手になろうとは思わない。

あなたが何をしたいのか、と問われたことがなければ、「自分の気持ち」が大事だなんて思わない。

海外に行ったことがある人が周りにいなければ、自分が行けるなんて思わない。

新しい出会いやつながりは、その人の可能性を開花させることにつながるのです。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

2019年に日本財団によって行われた「18歳意識調査」(インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツと日本の17〜19歳各1,000人を対象に国や社会に対する意識調査)によると、日本はすべての質問において、ほかの8ヶ国を下回っていることが明らかになりました。

「自分で国や社会を変えられると思う」人は5人に1人以下で、ほかの8か国で最も低い韓国の半数以下にとどまりました。

 

アプローチの方法

ウィルドアは”わたし”から始まる学びを応援するため、学校と地域、それぞれの経験が循環し、連携していく仕掛けを作りました。

まずは学校で様々な大人や学生に自分のことを話してみる。そこで見つけた自分の興味や関心に合った地域の人と出会う。再び学校に戻り、出会いや経験を通して、次にどのようなことをしたいか考える。そしてまた地域で、やってみたいことをカタチにする。

このような循環が、学生の将来につながると考えます。

ウィルドアの事業は主に4つあります。

(1) 学校の授業企画・運営のサポート

単発のイベントで終わってしまいがちな地域資源を活用した授業。
ウィルドアでは高校のキャリア教育を中心に、子どもたちの長期的な学びに繋がる授業をコーディネートします。

(2) 地域資源の教育的活用

横須賀を中心に地域活性化を行うNPOと恊働し、子どもたちが「学校の外」まで飛び出す学びをつくります。高校生・大学生と協力しつつ、地域の大人と共に「若者が活躍できるマチ」を目指します。

(3) キャリア教育・探究学習の普及・浸透

一人ひとりが自らの在りたい姿へ向かえるよう、学校内外でのキャリア教育・探究学習ができる機会を拡げることに努めます。マイプロジェクト、ワンダリングチャレンジ等、様々なNPO・企業と連携しながら活動しています。

(4) 教育の新たな仕組みづくり

「学校と教育・社会の懸け橋になる」コーディネーターの視点から、教育に関わる多様な人たちが、ともに豊かな学びの場を作っていくための活動を推進しています。

アクションリーダー プロフィール

竹田 和広

一般社団法人ウィルドア 共同代表理事
地域教育コンサルタント

<経歴>
北海道で幼少期をすごし、その後神奈川県で育つ。
 2011年神奈川県立柏陽高校卒業
 2014年 慶應大学商学部所属の牛島利明研究会にてキャリア教育に取組むFuture Design Projectを発足
 2015年 慶應義塾大学商学部卒業
 2015年 慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント学科入学
 2017年 慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント学科卒業

高校時代に行った「現代の高校生が抱える問題はなにか?」という議論をきっかけに、「やりたいことがわからない」と悩む人の多さに問題意識を持ち、大学進学後も「どうすれば夢を見つけられるのか」を実践を通して模索。
また一方で、祖母が被災するもその地域の方々に助けられ無事に帰還するという出来事から「地域コミュニティ」に関心を持ち、大学在学中は日吉地域を中心に様々な地域に入り込み、その現状・可能性を学ぶ。特に地域が「若者の成長の場」となることに注目し、地域資源を活かした若者の「生きる力」育成の仕組みづくりを研究すべく大学院に進学。卒業後、弊法人の専業として活動領域を拡大中。

団体/企業詳細

団体名
  • 一般社団法人ウィルドア
活動地域
  • 日本

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