胸が大きな女性のためのブランド「overE」
株式会社エスティーム・overE
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
イレギュラーサイズを開拓し、より多くの女性を幸せに。
世の中にはこれほど服があるのに、自分に似合う服が見つからないのはなぜでしょうか。私たちは「サイズ」に答えを見出しました。
本来、ファッションの志向以上に、人それぞれ体型は多様です。ですが現在のアパレル業界は、規格的なサイズに偏重しすぎています。そのいびつさが、個性をネガティブにしてしまうなら、デザインやコンセプトが多様であるのと同様にサイズも開拓すべきと考えます。
また食の欧米化などから4人に1人はEカップ以上といわれるほど胸が大きな女性が急増しているという社会的な背景がございます。先駆者として、こういった事実を広め、胸が大きな女性たちのファッションが多く生まれるように社会を刺激していくことも役割だと考えています。
目先の利益ではなく、より多くの女性が幸せになれるよう、胸が大きいことに対する社会風潮を変えていきたいと願っております。その先にイレギュラーサイズを開拓していくことで、全体として落ち込むアパレル業界を盛り上げる一端となればと願っています。
胸が大きな女性に光を当てたブランドから、私たちは挑戦していきます。
これまでの活動実績
設立の背景
大学生の頃から起業を意識して、ビジネスアイデアを書き留めてきました。出版社に就職して2年目、東京マラソンを完走。あと10キロという時、ボランティアの方から差し入れをもらって、お礼を言って受け取ると、その方も「ありがとう!」と言ってくださり感動したこと覚えています。
頑張る姿を見せることは、他の誰かにも貢献できるのかもしれない。「そうだ、起業しよう!」と、完走した時には起業することを決めていました。
翌月から行政主催の起業セミナーに通い、「overE」の原点が生まれました。自身の体験から、下着メーカーが開発した「胸を小さく見せるブラ」を着けると、今までずっと悩んでいた「太って見える」という悩みが改善されました。気持ちが重かった洋服選びが、ポジティブなものに変わったのです。
事業が決まり起業資金を貯めようと転職しますが仕事が合わず、すぐに適応障害を発症し退職。そんな時に、東京都主催のビジネスプランコンテストTOKYO STARTUP GATEWAY(TSG)を知って応募しました。
TSGの半年間のプログラムの最中である2016年8月、株式会社エスティームを登記します。同時に、クラウドファンディングも行い、同じ悩みをもつ女性たちにメッセージを届けながら第1号の商品となるシャツを完成させ、10月にはオンラインショップもオープンさせました。
TSGも終盤となり、セミファイナリストに選出されます。決勝大会後の打ち上げで同期と仲良くなれたことに大きな意味がありました。会うたびにポジティブな気持ちになれる環境が良く、私も起業家として生きていこうと思えています。
アクションリーダー プロフィール
- 和田真由子
-
株式会社エスティーム・overE代表/TSG2016セミファイナリスト
1991年生まれ。山形県出身。政治家を目指し筑波大学に進学するも、よりダイレクトに社会に想いを届ける生き方として起業に関心を持つ。3年間、編集者兼ライターとして出版社に従事した後、会社設立。同時に胸が大きな女性に光を当てたアパレルブランド「overE」をリリースするとメディア・SNSで話題に。2018年より商業施設でのポップアップショップを連続開催する。東京都主催のビジネスコンテストTOKYO STARTUP GATEWAY2016セミファイナリスト。
団体/企業詳細
- 団体名
-
- 株式会社エスティーム・overE
コメントを残す