社会課題解決中MAPに戻る

児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちの自立支援を行う「ブリッジフォースマイル」

特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル

実行中

更新日:2019.10.20

ブリッジフォースマイルは、児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちが、未来への希望を持って生きられるよう支援する活動を、持続的かつ発展的に行っています。18歳で児童養護施設を出て、自立をせまられる子どもたちは「生活するための知識がない」「相談相手がいない」「家がない」「お金がない」「働くことはどういうことかわからない」などの問題を抱えています。B4Sでは、子どもたちが施設から退所したあとに、自立して社会生活ができるようになることを目指して、様々な活動をおこなっています。

キーワード

アクション詳細

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

児童養護施設で暮らす子どもたちは、日本に約30,000人。全国に600ある児童養護施設に、2歳から18歳の子どもたち約30,000人が生活しています。

 

子どもたちは、虐待、経済的な理由、親の病気など、さまざまな事情で家族と離れて暮らしています。児童養護施設というと、一般的には親と死別した子どもが入所する場所と思いがちですが、実は、入所する理由のNo.1は親からの虐待です。児童相談所に報告される児童虐待の数は、1990年から2010年の20年で50倍以上に拡大しています。

 

大人の都合で心に傷を負ってしまった子どもたち。しかし、18歳になると施設を退所しなくてはなりません。18歳の彼らは心に傷を抱えたまま、普通なら当然のように受けられる親からの支援もなく、社会に出なくてはならないのです。子どもたちの中には、家庭の事情や生まれ育った環境から、基礎的な生活能力や、周りの人とうまくコミュニケーションをとる力、仕事に対する意欲などが低い人が少なくありません。

 

ブリッジフォースマイルでは、そのようなさまざまな課題を受けて、2004年の団体設立以来、私たちは精力的に活動を行っています。支援する子どもたちも着実に増えていると同時に、子どもたちのニーズを汲みながら、提供するプログラムの種類も積極的に広げています。

*詳しくはこちらをご覧ください。

 

活動内容

巣立ちプロジェクト

施設を出て一人暮らしを始める子どもたちに、金銭管理などをはじめとする知識を伝えています。

 

アトモプロジェクト

施設を出た後も、子どもたち同士が繋がり合うコミュニティづくりを行なっています。

 

ジョブプラクティス

さまざまな企業の協力のもと、実際の企業のオフィスで仕事体験を行うプログラムです。

 

スマイリングプロジェクト

施設を出る子どもたち向けに、安価で安心して住むことができるシェアは売るを提供しています。

 

*その他の活動はこちらをご覧ください。

アクションリーダー プロフィール

林 恵子

団体/企業詳細

団体名
  • 特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル

応援メッセージ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA