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わたしの未来はこのまちでつくる

一般社団法人YOMOYAMA COMPANY

実行中

更新日:2019.02.05

「すべての人が生きたい未来を自由に思い描き、語り合い、自らの手でつくり出せる社会」これが私たちの目指すビジョンです。
暮らしたい場所で幸せな未来を生きるということは、ただ漫然と願って叶うものではなく、そのために必要な力や技術があるのだと思います。

山を登るように一歩ずつ自分の幸せを追い深めていくと、きっと、少しずつ地域や社会に視野が広がっていきます。景色を眺めるように全体を俯瞰できる視点を持ち、各々が自分と社会との繋がりを捉えながら行動を起こすことで、より良い社会が育まれていくのではないでしょうか。

地域に「人が連鎖的に育ち続けられるプラットフォーム」をつくり、ひとりひとりが自分の能力や個性を活かして社会的役割を有機的に担い合う、好循環で持続可能な地域社会を育むためにYOMOYAMA COMAPANYは様々な事業を通じてアプローチしています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

すべての人が生きたい未来を自由に思い描き、語り合い、自らの手でつくり出せる社会。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

ニーズに合わせた学びの場をきっかけの入り口として設定しているものの、参加者の増幅に苦労している。前提として、地域の中で学びや地域活動への価値意識が醸成されておらず、既存の学校教育のような受動的な学びや、「地域活動は嫌々やらされるもの」という認識が基礎構造になってしまっているように感じる。また同じ背景から、学びに対して対価を払うことのハードルも高いようで、学びをコンテンツとしてビジネスモデルをつくるのが難しい。

アプローチの方法

■ 人材育成事業(YOMOYAMA SCHOOL) 山を登るように、個々がそれぞれのルートで段階的に学び、成長できる環境づくりをしています。

【伊達ルネッサンス塾】
ー理想の未来を思い描き、仲間たちと語り合うー
「地域」と「自分」の二つの視点から自分だけのマイプランをつくる地域づくり実践塾。2014年に始まりこれまでの5年間で約40名の塾生が生まれました。様々な課題意識を持つ若者が、自分の想いに気づき、言語化しアクションを起こすことで、課題に対して着実にアプローチできる多様な取り組みが起こり、地域は確実に変わり始めました。

【四方山(よもやま)大学】
ー生きたい未来を自分でつくるー
マネジメントやビジネス分野の実践的知識、関係性との向き合い方、自分自身の内面を深く見つめる技術など、思いを実現させるために必要な具体的スキルを学ぶ上級編のプログラムです。また、これまでは都市部に行かなければ得られなかった先進的・専門的な学びの機会を、地方でも平等に得られる環境を整え、学びにアクセスできる人を増やすこともひとつの目的としています。

今後は、より段階的な学びのプラットフォームをつくるために高校生の地域教育プログラムも新設予定。

■ デザイン事業(YOMOYAMA DESING)
YOMOYAMA DESINGは、地域性を大切にしながら、ひとりひとりの想いに寄り添い、デザインの力で共に未来をつくる事業です。地域のクライアントの言葉やイメージを汲み取り、クリエイターと三者で対話しながら、大量消費型のありふれたデザインではない、地域で生きる私たちだからこそ生み出せるあたたかなデザインを創り出していくことで、地域の日常に誰かの想いを感じ取れる瞬間を増やしたいと思っています。

■ メディア事業(YOMOYAMA MEDIA)
「地域」には、自然や風土、歴史、文化など、長い時間をかけて育まれてきたそこだけの土壌があります。地域が内包するこの大きな軌跡と、現在の地域で暮らす人たちの両方にスポットを当て発信することで、今を、これからを、どう生きるか?考える種を生み出すことを目的としたネイティブ発信土着メディアです。

今後のマイルストーン

  • 10年で100人のプレイヤーを育成するという目標に向かって、地道に着実に、活動していきたい。
  • 人が連鎖的に育ち続け、それぞれが社会的役割を有機的に担い合う地域コミュニティのプラットフォームをつくりたい。
  • 営利事業と非営利事業をうまく循環させて自走できる体制を確立したい。

必要なリソースや提案したいこと

様々な実験の中でトライアンドエラーを繰り返しながら、未来向けてのチャレンジをしています。 「どこに生きるかではなく、どう生きるか」だと考えています。住む場所がどこであろうと、みなさんと共に挑戦できたら嬉しいです。

アクションリーダー プロフィール

八巻 眞由

●代表:八巻眞由
1992年 岡山生まれ、3才で両親と宮城県丸森町に移住。Iターン2世というアイデンティティがきっかけとなり、12歳から地域活動を始める。
2011年 高校卒業後 丸森町教育委員会所属の社会教育指導員として主に青少年教育を担当。同年丸森町にて「青年団Re:birth.」を設立。
2014年 丸森町復興支援員に着任。伊達ルネッサンス塾に1期生として入塾。翌年から「一般社団法人ふらっとーほく」に入り伊達ルネ塾の運営に参画。
2016年 家業である藍染工房の2代目として「天然藍染 伽藍」を起業。
2017年 高校の同級生だった信岡萌美と共に「YOMOYAMA COMPANY」を設立。ふらっとーほくより、人材育成機能を引き継ぐ形で事業スタート。
2019年 YOMOYAMA COMPANYを一般社団法人化

ヒッピーの両親に育てられ、幼い頃から自由や平和について考え続けた結果、不自由や、誰かの幸せのためにどこかにしわ寄せがいく社会構造に問題意識を持つ。マイプランとして好循環で持続可能な社会システムを実証実験するための「村づくり」を画策中。

●副代表:信岡萌美
1992年、宮城県角田市生まれ。中学3年の時に不登校になる。なんとか高校に進学するも、実質一ヶ月ほどでまた通学できなくなりその後5年間引きこもり生活を送る。わずかな高校生活の中で仲良くなった八巻に誘われる形で、青年団に加入。地域活動に救われ社会復帰の糸口を掴む。
2014年、八巻とともに伊達ルネッサンス塾に入塾。地域の中での学びに希望を抱くようになり、YOMOYAMA COMPANYを立ち上げる。

活動を通じて、トラウマで出歩くことすらできなかった地域を愛することができるようになるにつれ、自分自身のことも肯定できるようになったという経緯がある。愛情を循環できる社会こそ持続可能なのではないかと考え「お試し交際」など自らの人生をかけて実験している。

団体/企業詳細

団体名
  • 一般社団法人YOMOYAMA COMPANY
活動地域
  • 宮城県丸森町・角田市・山元町を中心とした仙南エリア

応援メッセージ

  • 頑張ってっ!

    2019.08.22

  • やっと災ボラが立ち上がりこれからが、本番!体調に気をつけてぜひ地元のために!頑張り過ぎず頑張って

    2019.10.20

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