世界一の朝ごはん屋さんをつくる
cocoromi
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
お年寄から子どもまで安心して訪れる機会や場所づくり
一人暮らしや高齢者のみの世帯など自分用の朝ご飯をつくる機会が減り、菓子パンなどを日常的に購入することが増え、健康的な食事を摂ることができない人が自分の周辺で増えてきている印象があり、まずは朝食を安心して食べられる場所をつくることを目標に活動をはじめた。
将来的には、世界一美味しい朝ご飯を提供するゲストハウスを立ち上げ、周辺地域の住民がお年寄から子どもまで訪れる場所にするだけでなく、県内をはじめ地域外の人々が世界一の朝ご飯を目的のひとつとして訪れる場所にしていきたい。
現状とビジョンのギャップ、課題の構造
1.健康的な食習慣を実現できない人が増えている
一人暮らしや高齢者のみの世帯では、自分のために食事をつくることを面倒や手間と考えて、身近なコンビニやスーパーの菓子パンなどで済ませてしまうこともある。
少量なら問題は無いと思うが、毎食分を購入するような人もいるので、朝ごはんの1食だけでも手作りの食事を摂ってほしい。
2.外出する機会の減少
高齢者だけでなく子どもでもプライベートな時間に外出する機会や場所がなく、こもりがちになる人も増えている。食事を理由にして外出するきっかけとなる場所をつくりたい。
3.魅力的な観光資源を増やす
花巻市東和町は萬鉄五郎記念館や街中アート、昭和的な商店街の様子が残っているなど観光資源を有しているが、さらに滞在するほどの魅力を加えるために世界一美味しい朝食を提供できる場所があるれば宿泊する理由をつくることができる。
アプローチの方法
1.出張おにぎり屋の実施
世界一美味しい朝食の提供の第一歩として、出張おにぎり屋を定期的に出店している。
花巻市東和町の食材を使った食べ物を提供する実践になっている。
2.事務所を活用した集まる空間づくり
花巻市東和町の農旅プロジェクトで使用している事務所を、朝から夜まで開けてお年寄から子どもまで好きな時間に集まり、遊びや勉強、おしゃべりを楽しめる場所として活用を目指している。
今後のマイルストーン
●定期的な飲食提供の機会づくり
・おにぎり屋さんを現在定期的に飲食を提供する機会をつくっているので引き続き取り組んでいく。
●朝ごはん屋の立ち上げ
・東和町に訪れた人が町内で宿泊や滞在を楽しみ、地元の人も立ち寄ることのできる拠点としての朝ごはん屋を立ち上げる。
●ゲストハウスの開設
・ドミトリー形式のゲストハウスを開設することで宿泊者間の交流を生み出す。
・仕事や移住体験などで1ヶ月以上の滞在者向けに地元の子どもからお年寄までと交流できる空間にしていく。
・観光情報の拠点として、市内や県内のゲストハウス情報や観光情報を提供できる場にしていく。
アクションリーダー プロフィール
- 川口摩弓
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cocoromi代表/
2018年10月から地域おこし協力隊として花巻市に着任し、同市東和町で取り組まれている農旅プロジェクトに従事。
2019年4月から地域おこし協力隊の他、自身の活動を進めるべく「cocoromi」を立ち上げている。
団体/企業詳細
- 団体名
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- cocoromi
- 連携パートナー
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- 花巻市、東和おもしろ作戦研究所
- 活動地域
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- 岩手県花巻市東和町
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