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誰もが地域の中であたたかくつながり、互助が循環する社会へ。「みんなのまちの掲示板」ためまっぷ

ためま株式会社 / ためまっぷプロジェクト

実行中

更新日:2021.04.26

「みんなのまちの掲示板 ためまっぷ」は住民主体のまちづくりを応援する地域情報共有アプリです。「まちを良くしたい」という自治体や民間の方々に、地域やそこに住む人たちのためのコミュニティ支援ツールとして選ばれています。

ITサービスの社会実装をきっかけとした地域共創支援を通じて、誰もが「ここで生きててよかった」と思える社会の実現を目指しています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

あらゆる人々が地域の中で、あたたかくつながれる社会を目指しています

ためまっぷ立ち上げのきっかけは、地域内コミュニティの希薄化を感じたことでした。「結婚出産を機に引っ越し、近所に知り合いがいない」「仕事の帰りも遅く、近所に知り合いがいない」など、人とつながることができない人が多くいます。

解決したい課題の一つは、そもそも地域で人がつながれないこと。地域での交流イベントが開催されていても、図書館や公民館で告知されることが多く、参加者はなかなか情報を得ることができません。

もう一つの課題は、近所でつながらない事による機会損失。子育て世代と子育て支援者、被災者と災害時支援者などが、近所でつながることで解決できる問題があると考えています。

人生を振り返ると、あきらめることが多くありました。出会いや体験で、考え方や生き方が変わり、あきらめずに済んだことがあったのではないでしょうか。

住民による地域資源の見える化

そこで私たちは、ためまっぷで町内会や公民館にあるような情報を可視化しています。地域の人が地域の人のために行う地域活動(イベント)を、その周辺にいる人が受け取れる仕組みです。たとえば、一斉清掃、子育てサロン、小さなお祭り、いきいき百歳体操などの情報です。

また「地域資源マップ・住民視点のお助けマップ」も提供しています。たとえば、高齢者に向けて「電球を交換してくれるお店」、子育て世帯に向けて「小さい子が飛び出すと危ない場所」などの情報を提供しています。

市民による子育て支援のテーマで導入した地域では、1年で延べ閲覧回数10万PV、累計利用者数5,800人、子育て世代9割利用に。幼い子を持つ母親から「切羽詰まった時でもかけこめる場所が見つかった」「このサービスのない地域に引っ越したくない」といった声を受けております。

現在は、住民が集まって「地域資源マップ」の利用を考えるワークを行い、住民による地図作り(地域史の語り部動画のマッピング/ダンゴムシがめちゃ取れるマップ)などの取り組みに広がり、コロナ禍のコミュニティの維持強化に挑戦しています。

これらを通して、誰もが良い人になれて、誰もが良い人につながれて、誰もが「ここで生きててよかった」と思える社会を実現したいと思っています。

皆さんは、「ためまっぷ」からどのような地域の情報が欲しいか?自分ならどのような情報を載せられるか?など、アドバイスいただけたらと思います。

アクションリーダー プロフィール

清水 義弘

ためま株式会社 CEO/代表取締役
経営全般担当
地域力創造アドバイザー。2013年までSEプログラマとして関東、米NYで就業。子どもに身内以外の人とのつながりを与えられない体験と3.11大震災時のボランティアをきっかけに退職。国内各地の地域活動を調査し、地域活動の情報流通不全が人の孤立化などの社会課題の根底にあり、全国一元化した次世代情報サービスの必要性を確信する。2014年、地域情報のインフラを構築する「ためまっぷ」を立ち上げ現在に至る。「実現するまでやる」がモットー。

団体/企業詳細

団体名
  • ためま株式会社 / ためまっぷプロジェクト

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