倒産社長の挫折体験を肯定的に意味づけるナラティヴのデザイン
関根 諒介
テクノロジーを活用した各種サービス、政府の支援、資金調達手段の多様化を背景に、日本における起業数は増えています。
より良い社会作りを志す「挑戦する人」に対する期待や励ましがある一方で、努力が報われず、事業を畳む「挑戦した人」に対する世間の目は冷たいのが現状です。
倒産社長がその後の人生を豊かに生きるためには、過去の挫折体験を肯定的に捉え直し、失敗を負債ではなく、資産として活用できるようにするためのサポートが必要であり、それは第三者とのナラティヴ(対話)と語れる場所(居場所)のデザインにより可能になると考えています。
ネガティブに語られる倒産をポジティブな意味に転換したい。そして、失敗に寛容的な日本文化の醸成にチャレンジしたいと考えています。
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