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食事はあるのに食べられない? 日本の子どもの栄養不足をなくしたい

mog株式会社

実行中

更新日:2021.03.26

食べられない子へ栄養を届ける、こどもの総合栄養サプリ「こどものサプリ」を開発・販売しています。国内製造の子ども用総合栄養サプリメントは日本初。安全な材料と子どもが美味しく食べられる味にもこだわっています。

貧困以外にも、栄養不足が心配な子が、日本には推定50万人います。食物アレルギー、自閉症スペクトラム(発達障害など)、小児慢性特定疾患などのさまざまな理由から「食べられない子」たちです。19人の1人の割合でリスクがあるのです。さらに、明らかな栄養不足ではないものの、子どもの偏食・少食に悩んでいる家庭は非常に多いです。

そんなご家庭に、セイフティーネット的な栄養補助食品を届けています。これによって、ご家族の気持ちも安定して、楽しい家族の食卓につながると考えています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

サプリの専門家として、息子をまもる母として。

大学で生物化学を学んでいた私は自分の小さな不調をきっかけに、サプリメントや健康食品に関心を持ち20代後半の時「NR・サプリメントアドバイザー」の資格を取得。10年以上サプリの専門家として執筆やセミナーを通じて「選び方」や「サプリとの付き合い方」などの正しい情報を伝える活動をしてきました。

そんな中、長男が4歳のときにミトコンドリア病を患っていることがわかりました。ミトコンドリア病は6万人に1人の発生率の難病で、治療法は未だ確立されていません。医師からこの話を聞いた時には、ショックのあまり目の前が真っ暗。息子の命にかかわることも覚悟しなければならず、それから2ヶ月間は泣いて過ごす日々でした。

息子はエネルギーを作りだすことが難しい上に、食が細く、食事だけで必要な栄養を満たすことが難しい状況でした。どうやったら息子に十分な栄養を与えられるのか……。悩み、息子に使えるサプリメントを探しました。しかし納得・安心して使えるものは見つかりませんでした。

サプリメント専門家として、息子をまもる母として、この時に決心したのです。「一粒で子どもが満遍なく栄養がとれる総合サプリメントを作ろう」と。それから1年7ヶ月、医療用サプリを開発するパートナーとの試行錯誤の末『mog』は誕生しました。開発の過程で、こだわりが強く決まった物しか食べない、好き嫌いが多い、除去食、十分な食事量がとれないなど、さまざまな悩みに向き合う親たちがいることを知り、多くの方が同じ悩みを抱えていることもわかってきました。

mogがそんなパパやママに安心を与え、子どもたちとの笑顔のある食卓につながればと願っています。

そして、mogとしてのビジョンは、もっと未来にあります。子どもたちが

  • 食を楽しめ、
  • 食へ関心を持ち、
  • 自分の健康を考え 食べるものを選べる

大人に育つことが私たちの目指すゴールです。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

課題は認知と販路です。
1) インターネット通販:コロナの影響で検索順位が低下。googleなどへの広告出稿を展開しています。
2) 医療・療育機関での紹介:コロナの影響で学会出展ができません。分野を絞ってのサンプル送付を開始。
3) いまだ多い保護者の抵抗感:サプリメントは“アンチ食育”という認識が広がってしまっています。

必要なリソースや提案したいこと

お知恵をお借りしたいこと

子どもが食べないことで食事の時間が苦痛になっているご家庭に、このサプリメントを届けたいです。そのために、保護者が子どもにサプリメントを与えることへの抵抗感を乗り越えるためアイデアが欲しいです。「こんな人からは?」「こんな機会は?」「こんな伝え方は?」など、お知恵があればぜひお知らせください。

アクションリーダー プロフィール

小浦ゆきえ

NR・サプリメントアドバイザー(日本臨床栄養協会認定)
サプリメントの選び方・付き合い方を伝える健康食品アナリスト。All Aboutガイドのほか、多方面で執筆・講演を行っている。
息子の少食や病気をきっかけに、子どもの食事と栄養について学び、子ども用総合栄養補助サプリmogを開発。

団体/企業詳細

団体名
  • mog株式会社

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