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開き、広げる、大船渡の地域づくり

株式会社 キャッセン大船渡

実行中

更新日:2019.01.23

東日本大震災の津波により甚大な被害を受けた大船渡市の大船渡駅周辺地区。同地区は震災以前、大船渡市の産業・経済の中心を担っていました。再生に向け、津波復興拠点として市有地を先行整備し借地化、商業や交流の拠点施設を運営する事業者への貸借及びエリア全体のマネジメントを行う組織として平成27年に株式会社キャッセン大船渡が官民連携で設立されました。

エリアマネジメントとしてサインボードや景観を揃え街並みに統一感を持たせる、商業施設の整備を行う、催事の運営などを進めながら、商業施設を利用する消費者だけでなく周辺地域などで暮らす生活者が震災で分断された地域コミュニティを取り戻す場づくりのマネジメントも行っています。
場づくりとして、商業者や住民らが連携して生活者のライフスタイルを向上につなげる講座型の「マチコヤ」、エリア内の植栽を住民参加型で維持していく取り組みなどを進めています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

100年後の大船渡人に引き継ぐマチ文化

キャッセンエリアから商業者と消費者が互いに関係し合う「コトおこし」を進め、単なる消費の場だけではなく、新たな商業者や関係者間での新たなコミュニティを生み出す場としていくことでキャッセンエリアに対する多様な関わりが生まれ、将来的には大船渡市や周辺地域での企業間連携や広域なコミュニティ意識が生み出されることを目指しています。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

ビジョンと現状とのギャップは以下の通りです。

1.地域住民の関わる機会を増やす
エリア内の清掃や維持管理に関わる住民らにより維持管理を担う組織が形成されてきた。今後も住民やキャッセンエリアの出店者らが関わる機会を増やしていく必要がある。

2.地域外の目線を取り入れる
大船渡市にはかつて大学キャンパスがあったが震災により撤退したので、大学生などで市外から来ていた若者の目線が欠けてしまっている。また外部視点以外でも市民が大学生と接する機会が無くなってしまった。

3.大船渡市や周辺地域の企業等の連携づくり
大船渡市や周辺地域では水産加工のみならず農畜産物を加工する二次産業が豊富にあり、相乗効果が生み出せそうな業種もあるが、地域間の情報不足などにより連携の機会が少ない状況である。

アプローチの方法

ビジョンの実現に向けての取り組みは以下の通りです。

1.地域住民の関わる機会を増やす
維持管理を担う組織の活動を継続して参加する住民を増やしていく。また「マチコヤ」でのキャッセン出店者と利用者の関係づくりを今後も続けていくことでマルシェイベントなどでの出店者や関わる人を増やしていく。

2.地域外の目線を取り入れる
現在も大学生インターンシップなどを受入れ、大船渡市内や周辺地域に足りていない外の若者の目線や行動力を事業に活かしている。特にマチコヤでは企画からインターン生が携わり開催している。今後も積極的に外部の大学生などを受入れることでエリア内の出店者間の連携促進や新たなイベント企画を考えるきっかけづくりにつながる。

3.大船渡市や周辺地域の企業等の連携づくり
現在、キャッセンエリアで取り組んでいる出店者間の連携や出店者と消費者とのつながりづくりを続けることでマッチングの可能性を模索し、市内の企業等の連携モデルの形成につなげることも想定している。

これまでの活動実績

キャッセンエリアでの活動実績

●キャッセンエリアでのマルシェイベントの開催を年4回程度開催している。
●キャッセンの出店者が講師となる各種講座は取り組み初めは10名程度の参加だったが現在では40名くらいの参加になっている。

必要なリソースや提案したいこと

大学生インターン

震災以前は市内にも大学のキャンパスがあり身近に大学生が生活し、市民が大学生と交流する機会があった。震災によりキャンパスが撤退し市内で大学生を見る機会、高校生世代にとっては年齢の近い年上を知る機会もなくなった。
現在、インターンシップで市外から訪れる大学生がエリア内で商業者と連携した企画を立ち上げ、実施することで商業者に気づきの機会が得られ、参加したりともに活動したりすることで市民、特に高校生が大学生と交流する機会につながっている。
今後もインターンシップなどにより訪れる大学生の目線を活かす取り組みを継続していく。

一緒に参画いただける方募集中!

  • インターン

    これからのエリア運営には地域外の視点から生まれるアイディアも重要です。キャッセン大船渡とチャレンジしましょう!

アクションリーダー プロフィール

臂徹

株式会社キャッセン大船渡 取締役 大船渡駅周辺地区タウンマネージャー/
1980年群馬県生まれ。筑波大学大学院卒。
2013年にデザインやプランニングを行う株式会社NextCabinetIWATEを設立。
2015年より株式会社キャッセン大船渡の取締役に就任、大船渡駅周辺地区タウンマネージャーとして従事している。

団体/企業詳細

活動地域
  • 岩手県大船渡市

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