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生きづらさがあっても生きていける社会へ

一般社団法人ココ・アルバ

実行中

更新日:2020.04.10

「生きづらさ」と聞いて皆さんは何を想像しますか?
育児により社会から孤立していると感じてしまう、職場や仕事が自分に合わず疲れてしまう、身体的あるいは精神的な障害により他の人と仕事や生活を難しいと感じる、など人それぞれで考えることや感じるコトは異なると思います。
今は生きづらさを感じていないと思っている人であっても、何かのきっかけで当事者となりえます。
そんなとき、自分一人で抱えることを少しでも減らすことができるとしたら、友人や会社など周囲が受入れてくれるとしたらどんなに生きやすいでしょうか。
そんな「誰もが生きやすい社会」を目指して、ココ・アルバは当事者と社会を結ぶ取り組みを一歩ずつ進めています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

誰もが安心安全に暮らせる社会

障がい者、高齢者、子育て世代、子ども達、など同じ社会や地域に生きている「誰も」が、生きづらさを少しでも感じないで暮らしていける、ひとりひとりが居心地が良いと感じられる、そんな「安心安全」の中で暮らしていける社会を目指しています。

このような社会をつくっていくためにココ・アルバでは、引きこもりや障がいのある方が一歩踏み出せる場づくりとして、就労移行支援や生活訓練などを通じて利用するひとりひとりが「自分ができること」を見つけたり、「自分に合っていること」を気づけたりできる機会づくりを行うとともに、企業向けに就労環境の相談などのマッチングに取り組んでいます。

また、誰もが気軽に立ち寄れる場づくりとして喫茶店「ココ・タベルバ・ラパン」を運営しており、外に出て自分の時間やお客様同士でのつながりづくりを楽しめる場を提供しています。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

①連携できる人材育成

 目指す社会のあり方を実現する上で、ひとりひとりの「生きづらさ」をその人と社会に横たわる「障がい」として捉え、個人の出来ることの向上や、周りの環境を良くしていくことで生きやすくしていく、というビジョンを持つ人材の育成が必要となります。

 人材育成が進むことで、就労移行支援や生活訓練、喫茶店事業以外にも「生きづらさ」を抱える人に向けた場づくりを進めることが可能になります。

 

②就労先の環境

 企業など就労先が障がい者を雇用する際に、どんなことに気をつけると良いか、どのような対策を講じると良いかを知る機会が少なく、障がい者を雇用してもうまくいかない結果になってしまうケースも存在します。

アプローチの方法

①連携できる人材育成

 就労移行支援で関わる企業等へ、ココ・アルバを通して障がいがあっても働けることとその時に必要な配慮を共有し、企業側のスタッフに障がいを持つ人たちとの関わり方を伝えています。また、ココ・アルバの取り組みについて知ってもらった上で企業や団体との連携した事業の実施にも取り組んでいます。

 

②就労先の環境づくり

 企業など就労先へ、障がい者雇用をする際に、どんなことに気をつけると良いか、どのような対策を講じると良いかを、ココ・アルバの利用者ひとりひとりの特徴もとに提案し、就労に向けて利用者と企業の双方をフォローしています。

アクションリーダー プロフィール

高橋早苗

一般社団法人ココ・アルバ 代表理事/

団体/企業詳細

団体名
  • 一般社団法人ココ・アルバ
活動地域
  • 岩手県花巻市

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