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遺児へ教育支援と心のケアを提供し、やさしさの連鎖を世界に広げる「あしなが育英会」

一般財団法人あしなが育英会

実行中

更新日:2019.10.22

あしなが育英会は広く社会からのご支援によって、親を亡くした子どもたちを物心両面で支え、人類社会に貢献するボランティア精神に富んだ人材を育成することを目指しています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

➖理念 広く社会からのフィランソロピー(やさしい人間愛)精神に基づく支援によって、遺児(※)へ教育支援と心のケアを提供し、やさしさの連鎖を世界中に広げながら人間の尊厳が脅かされることのない社会をめざす
(※)保護者が死亡した、または保護者が著しい障害を負っている子ども

➖私たちの使命 すべての遺児への物心両面での支援と教育をとおして、人類社会に貢献できるボランティア精神に富んだ人材を育成する

➖私たちが目指す社会

●世界中すべての遺児が平等に教育の機会をもてる社会

●世界中すべての遺児に対する心のケアが提供される社会

●遺児たちの連帯の輪が世界中に広がり、支え合いながら共生する社会

➖遺児教育支援のモットー

●暖かい心

●広い視野

●行動力

●国際性

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

国内遺児の現状 あしなが育英会の高校奨学生の保護者の手取り月収は、平均して13万8千円足らずです。「教育費不足」は67%で、高校卒業後の進路希望は、「大学・短大進学」39%。これに対し、全国の大学・短大進学率は55%(文部科学省調査)ですが、あしなが高校奨学生の「大学・短大進学」希望にも関わらず16ポイントも低い状況です。就職希望者の就職理由は、「経済的理由で進学断念」が53%にも上ります。

海外遺児の現状 世界には、エイズや他の病気、テロや戦争、津波や地震などの災害、自殺などによって生まれた遺児の数は、推計2億人といわれています。死別による精神的な傷だけでなく、極度の貧困、教育機関からのドロップアウト、薬物、人身売買、売春、虐待、差別、少年兵の問題などが今この瞬間も仲間たちを苦しめています。また、1日1ドル以下で生活をする人々も10億人を超え、貧困は、世代を超えて再生産され、紛争の原因ともいわれています。

*くわしくはこちらをご覧ください

奨学金について

あしなが育英会は病気、災害、自死(自殺)など道路上の交通事故以外で保護者を亡くしたり、保護者が著しい障害を負っている家庭の子どもたちへの奨学金制度を実施しています。高校、大学、専門学校などに進学を希望している、経済的に苦しい遺児たちに奨学金(無利子貸与+給付)を交付しています。

*くわしくはこちらをご覧ください。

ご支援について

「あしながさん」になってください・・病気・災害・自死などで親を亡くした子どもたちは、経済的な理由で進学をあきらめることが少なくありません。そんな遺児たちの進学の夢を、そっと継続的に支援してくださる方のことを、「あしながさん」とお呼びしています。

これは、アメリカの小説『あしながおじさん』にちなんだものです。継続したご寄付やボランティア活動など、さまざまなご支援方法があります。

*くわしくはこちらをご覧ください

アクションリーダー プロフィール

玉井 義臣

あしなが運動創始者

団体/企業詳細

団体名
  • 一般財団法人あしなが育英会

応援メッセージ

  • がんばれ

    2023.11.08

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