テクノロジーでだれもが介護できる社会を目指して、介護ロボット開発と普及を相談したい!
株式会社aba
abaは介護という支えあいのフィールドを支えるテクノロジーライフケアカンパニーです。「オムツを開けずに中が見たい」という介護職のノーズに応える排泄ケアシステム 「Helppad」をはじめ、介護の現場に必要な製品を開発しています。
私たちはハードウェアもソフトウェアもどちらにも強い「TECHチーム」と、介護の現場がわかる「ものづくりチーム」で構成される、テクノロジー×介護に精通した唯一無二の集団です。高度な技術開発に精通しているabaだから提供できる最高のテクノロジーで、未来を変革することを目指しています。
超高齢化社会への準備が世界中で始まっている今、介護ロボット開発と普及をどのように進めるべきか皆さんとともに考えていきたいです。
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
<abaについて>
介護現場において最重要課題でもある「排泄ケア」は、今なお適時的確なケア(オムツ交換など)が実行できていない介護現場が多く、例えば、無駄に終わってしまう定時確認(空振り)や尿便もれなどを通して、介護者は自分自身を責めてしまい、モチベーションの低下につながっています。それらも要因となり、3年以内に離職する介護者の割合は7割を超えています。また要介護者にとっても、不必要におむつを開閉される、おむつから尿や便が漏れるなどによって、尊厳保持が困難になる、QOL(Quality of Life)が低下するなどが起きています。
株式会社abaは、排泄センシングおよびパターン解析によって、介護者・要介護者の精神的・肉体的負担の解決を目指し、要介護者の排泄状態を検知・記録できるデバイスを開発しています。現在は、においセンサで便と尿を検知し、要介護者に負担を与えない形状のプロダクト(Helppad)を販売しており、すでに導入実績があります。
これからも介護現場に必要とされている次世代プロダクトを開発し続け、さらなる業務負担の軽減・ケアの質向上を実現していきます。
<VISION>
支えあいが巡る社会をつくる。
たくさんの支えあいが社会を創り出し、私たちはその中で日々を生きています。人が本来持ち合わせているたくましい生命力を引き出すことができれば、前向きな意思と自信が生まれ、もっと社会は楽しくなるはず。
abaは介護という支えあいのフィールドを支えるテクノロジーライフケアカンパニーです。現場に寄り添った手触りのあるテクノロジーによって、必要なときに必要な介護を実現し、経験を問わず相手の生命力を引き出すことができるシステムを社会に実装していきます。なめらかな支えあいが循環し、一人ひとりが自分らしく生きられる社会を目指して。
<今後のアクション>
超高齢化社会への準備は世界中で始まっています。例えばシリコンバレーではAiCare社のウエアラブル型IoTデバイス、EUでは生活や薬の服用をサポートする認知症患者のためのスマートハウス「Dementiehuis」など、世界中でケアテックの波が巻き起こっているのです。
ところが超高齢化社会の課題先進国の日本では、ケアテックの参入が苦戦しています。その原因は「介護ロボットメーカーは現場をわかっていない」という介護職の方の声からもわかるように、企業が良いと思うものと現場が求めるものが違うという点にあります。また開発自体が困難なため挫折する企業が多いということも原因です。
私たちabaは、これらの課題を解決して「日本の介護を日本の技術で世界に発信する」ことを目指します。そのためにまず、2030年までに100社を伴走することを目標としています。
お知恵をお借りしたいこと
・介護ロボットという言葉をなくし、人を思いやるテクノロジーが当たり前になるような別のワードを作れないか?
・介護ロボットを教育教材にするには?
・介護の概念を壊すには?(介護が届ける”死”の概念についてブレストするなど)
アクションリーダー プロフィール
- 宇井吉美
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株式会社aba 代表取締役 CEO/
2011年、千葉工業大学未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。
中学時代に祖母がうつ病を発症し、介護者となった経験を元に「介護者側の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるためのロボット開発の道に進む。
特別養護老人ホームにて、介護職による排泄介助の壮絶な現場を見たことをきっかけとして、においセンサーで排泄を検知する「排泄センサーHelppad(ヘルプパッド)」を製品化。
おむつを開けなくても排泄したことを知らせてくれることで、介護者の負担軽減を目指している。
団体/企業詳細
- 団体名
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- 株式会社aba
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