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車いすユーザーの世界が変わる。みんなで作るバリアフリーマップ『WheeLog!』

『WheeLog!』みんなでつくるバリアフリーマップ

実行中

更新日:2018.09.21

世界中の車いすユーザーが日本を訪れる2020年バラリンピック。この機会に向けて期待が寄せられる『Wheelog!』は、世界中の車いすユーザーと歩けるユーザーがつながって、みんなで情報を共有しあって作りあげていく、ソーシャルバリアフリーマップです。

車いすユーザーにとって、外出には多くの不安が伴い、バリアフリー情報が不可欠です。しかし現状では、現地に行かないと情報が得られなかったり、Web上で一つ一つ探す必要があったりと、使い勝手が悪いために、外出そのものをためらう方々も多くいます。

そこでリリースした『WheeLog!』は、スマホを使って車いすで通った道のりを地図上に描くことができたり、施設や設備の情報を写真つきで投稿できたりするアプリです。歩けない方がもっと街に出かけやすくなり、歩ける方の「心のバリアフリー」がもっと進んでいく未来を、みんなで作り上げていきたいと考えています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

歩けない方だけでなく、歩ける方も参画できるプロジェクトにしたいです。活動の目的は、第一に車いすユーザーの方が街に出かけやすくなれることですが、その先に、ダイバーシティ、また「心のバリアフリー」の発展があるのではないかと思っています。

あるヘビーユーザーの方は歩ける方なのですが、「投稿を続ける中で、車いすのマークや段差がすぐ目に入るようになった」と、ご自身の視点の変化をコメントして下さっています。歩ける方もバリアフリーを体感できる機会を増やし、さらに街中で車椅子ユーザーの姿を見かけるようになれば、自然にダイバーシティや「心のバリアフリー」が進んでいくと思います。当事者や専門家だけではなく、みんながバリアフリーを自分のことのように語って欲しいです。

また、行政のバリアフリーマップとの連携も進めています。投稿を通して、たとえば看板設置など、行政に取り組んでいただきたいことが溜まってきています。今後はきちんと行政に提案できるような組織になり、今まさに困っている車いすユーザーのためだけではなく、将来的に足腰が弱くなる殆どすべての方にも役立っていきたいです。

歩ける方も歩けない方も、みんなで未来をより良くしていきたいという夢を実現できる『WheeLog!』になりたいと思います。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

2020年のパラリンピックに向けて、もっと世界中の方に価値を感じていただけるものにしていきたい考えています。これから開発費を獲得して、さらなる多言語化を目指していきたいです。

また既存のバリアフリー情報をどう共有していくかが鍵なので、2020年に向けてしっかり日本の情報をためていきたいです。情報はあればあるほど助かりますし、行動の選択肢が増えますので、無謀とも言えますが投稿100万件を目指して頑張ります。

これまでの活動実績

『Googleインパクトチャレンジ』日本でのグランプリ賞を受賞

2015年3月26日、Googleが「世界をよくするスピードをあげよう」を合言葉に行った、テクノロジーを活用して社会課題解決を目指す非営利団体を支援するプログラム『Googleインパクトチャレンジ』で受賞しました。

インド、ブラジル、英国、米国、オーストラリア、そして日本で開催されたこのプログラムにおいて、「WheeLog!」のアイディアは日本でのグランプリ賞を受賞。2年の開発期間を経て、2017年5月“みんなでつくるバリアフリーマップ”アプリ「WheeLog!」がリリースされました。

アクションリーダー プロフィール

織田友理子

『WheeLog!』みんなでつくるバリアフリーマップ 代表 Chief Executive Officer (CEO)/
NPO法人PADM(遠位型ミオパチー患者会)代表

アプリ発案者。車椅子ユーザーとしての視点から、必要な情報や機能面での仕様作成及び広報活動などを行う。2000年推定発症、2002年「遠位型ミオパチー」と診断を受ける。一児の母。TREAT-NMD Alliance役員。YouTube専用チャンネル「車椅子ウォーカー」代表。2016年ユースリーダー賞受賞。著書『ひとりじゃないから、大丈夫。』(鳳書院)、DVD『Walker「私」の道』(ブロックス)他。

団体/企業詳細

活動地域
  • 日本

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