手話で110番・119番通報ができる社会を実現する
株式会社シュアール
実行中
更新日:2018.06.20

聴覚障がい者は電話での緊急通補が出来ず、身の危険を感じても助けを求めること、自分自身や家族の身を守ることができません。手話を母語とする人たちも、音声の日本語を母語とする人たちと同じく社会インフラの恩恵を受けられてしかるべきですが、本人の努力に関係ない要素(耳が聞こえるか否か)によって、命に関わる場面で差別されてしまっている状況です。
しかし、ビデオ電話での110番・119番通報が可能となれば、手話通訳士が待機するコールセンターを介して警察・消防につなぐことができます。
日本は、G7の中で唯一、緊急通報の手話対応が出来ていない国です。オリンピック・パラリンピックのホスト国として、先進国の代表として、聴覚障がいの有無にかかわらず安心して生活していける社会を実現するため、いつでもどこでも手話による緊急通報ができるインフラを早急に整える必要があります。
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アクションリーダー プロフィール
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大木 洵人
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シュアールグループ共同創業者、代表。手話通訳士。1987年群馬県出身。「聴覚障がい者と聴者の本当の意味での対等な社会を作りたい」と考え2008年にシュアール(ShuR)創業、遠隔手話通訳や手話キーボード事業を展開、スローガンはTech for the Deaf。
アショカ・フェロー。ロレックス賞ヤングローリエイツ。世界経済フォーラムGSC。社会起業塾修了。TEDxTokyo2012スピーカー。Forbes 30Under30 World 2013/Asia 2016。経産省がんばる中小企業300社。
神奈川県・群馬県審議会委員など歴任。群馬県人会連合会理事。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院情報学環教育部研究生修了。
団体/企業詳細
- 団体名
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- 株式会社シュアール
- 活動地域
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- 日本全国
応援メッセージ
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HELPNETサービスと組み合わせることが出来れば、聴覚障がい者いる地域の警察・消防署に電話とでデータを送れると思います。
2018.07.11
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