Save by photo - 自然を守るお金に変える、新しい“グリーンな広告”のしくみ
NERD株式会社/株式会社NTTドコモ
自然の風景写真とともに協力企業や団体の取組みをSNS投稿することで自然を守るプロジェクト「Save by photo」。
環境問題の解決、特に生物多様性や自然保護に貢献できる仕組みを作りたいという想いから、株式会社NTTドコモの新規事業共創プログラム「39works」から生まれたサービスです。NTTドコモからの事業アイデアの提供を受け、NERD株式会社が事業主体としてサービス提供を行うこととなりました。
従来広告媒体の代わりに、自然を守りたい一般消費者が、取組商品を認知されたい企業を積極的に認知/理解し、SNSに拡散協力することで、広告費の一部が資金不足にある自然保護団体等に寄付される。そんな新しい“グリーンな広告”のしくみを構築しています。
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
広告費を、自然を守るお金に変える。
美しい自然を守りたい、地球を、この暮らしを守っていきたい。一般消費者も、企業も、自治体・NPOも、多くの人がそう思っているにもかかわらず、それぞれの理由で難しいというのが現実です。
一般消費者:9割以上の人は自然を守りたい。でも、お金も時間もないしなかなか動けない。
企業:サステナブルな取り組みを行っても、認知度が上がらず効果がない。これ以上は予算を割けない。
自治体・NPO:お金や人手が足りない、課題を知ってもらいたいがPRする力がない。
こうした状況の中でも、それぞれに望んでいることを理解し、応援しあえる関係を作ることで、「広告費」を「自然を守るお金」に変えることができるのではないかと考えています。
一般消費者には新しく気軽な自然を守る手段を提供し、企業には一般消費者との双方向性のある広告手段を提供します。企業は一般消費者の「この場所を守りたい」「この課題を解決したい」という想いに寄り添うことで、ただの広告主から脱却し【同志】となり、企業と一般消費者がお互いを応援し合う構図をつくることがねらいです。
アプローチの方法
従来広告の代わりに、自然を守りたいと思うSNSユーザーの力を借りて、サステナブルな企業の商品・取り組みPRを”拡散”してもらうことで、広告費の一部を自然を守る寄付に変えていきます。
<Post 投稿>
テーマに合わせた写真とともに、協力企業または団体の取組みや商品広告をSNSで投稿
<PR 認知拡大>
あなたの投稿によって、協力企業または団体の取組みや商品が拡散され、認知される
<Donation 応援・寄付>
認知された分だけ、広告費の一部がSave by photoから寄付され、自然を守ることに繋がる
これまでの活動実績
ロート製薬石垣島プロジェクト
▼プロジェクト概要
例えば、海にやさしい日やけ止めの商品PRを、石垣島の海の写真と一緒に消費者に拡散してもらうと石西礁湖のサンゴ礁を守る寄付になる。
▼プロジェクトにおけるユーザーのアクション
広告やメディア、友達の投稿を見てプロジェクトを知ってもらい、WEBページで内容を理解し、自分のSNSで投稿すると1投稿100円の寄付になる。
▼結果
日やけ止めが海に与える影響を知り、ネクスタを使ってみたいという声が多く投稿された。2,240を超えるたくさんの投稿が集まり満額寄付につながる。
→一方的にPRするのではなく、消費者の「石垣島のサンゴ礁を守りたい」という気持ちに寄り添うことで、同志となるWIN-WIN-WINな応援広告のしくみができた。
いま困っていること
・プロジェクトを実施してくれる広告主を探すこと
→どんな企業にどんなプロジェクトを提案するとよいだろうか?
→貴社だったらどんなプロジェクトができそうか?
- SDGsに力を入れている企業のブランディング広告
- 環境先進企業のサステナブルな商品PR
- 地元企業の地域に根付いた商品PR
- 自治体の地域/観光PR
・関心を持ってくださった方はぜひ公式SNSフォロー&お声がけください!
アクションリーダー プロフィール
- 市橋 咲
-
株式会社NTTドコモ/
小学生5-6年、世界自然遺産の小笠原諸島に住む。自然が好きになり、環境問題に危機感を持つ。
父の影響で旅やアウトドアスポーツが好き。カメラやGoPROなどでの写真/動画撮影も好き。
学生時代さまざま活動してみるが、時間やお金を費やし続けることの難しさを痛感。
株式会社NTTドコモに入社し本業と兼務で新規事業を推進。SDGsイノベーションの社内ビジコン優勝から発足。好きなことを通じて環境問題に貢献できないかと考えている。
団体/企業詳細
- 団体名
-
- NERD株式会社/株式会社NTTドコモ
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