「成りたい人になる(=成人)」ための決意をし、一歩を踏み出す“あなた”の節目の日「LGBT成人式」
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
着たい性の晴れ着が着られない。
地元でカミングアウトしていないから、自分らしく振舞えない。残念ながら、LGBTにとって成人式は”ありのままの自分”で参加しづらい現状があります。LGBT成人式は、”ありのままの自分”を祝福される経験によって自身を肯定的にとらえ、”なりたい人になる”一歩を踏み出すきっかけの日です。そして、すべての地域で、そのような日がなにも特別なものでなく、日常の毎日となることを願って開催します。
これまでの活動実績
LGBT成人式が始まったのは2011年。第一回目から、東京都、岩手県、長野県、石川県、愛知県、福岡県、合計6地域で開催することができました。初年度のテーマは「もっと自分を好きになる」。
2012年度以降も、「ありのままの自分におめでとう」、「もっとあなたに近いLGBT結婚式」など様々なテーマで、たくさんの方々のご協力のもと開催しました。
詳細はこちらをご覧ください。
これからのLGBT成人式
2018年度、特定非営利活動法人ReBitは東京でLGBT成人式を主催しない運びとなりました。東京会場の主催はしないものの、引き続き各地域の実行委員会立ち上げのサポートや、必要に応じた各地域の運営のサポートをさせていただく予定です。
東京会場についても実行委員会が立ち上がった場合は、各地域と同様の立ち上げのサポートや運営のサポートをさせていただこうと思っております。
この考えに至った経緯を、少しお話させてください。
LGBT成人式は2011年に、「LGBTも胸を張って大人になれる地域が増えてほしい」との願いからはじまりました。2018年になり、それが「実現した」と言い切ることはできませんが、みなさまの絶え間ない努力のおかげで、この7年で社会に大きな変化がいくつも起きました。
社会の変化に伴い、誰かをエンパワメントしたいと考える10代・20代が増えたようにも感じます。それにより、今のReBitが注力すべき部分が一段階先に進んだのではないかと考えました。
これからの社会の変化、ニーズの変化にも柔軟に対応しつつ、この課題に主体的に取り組み、社会を変革する若者を育てていくことが、団体としての使命ではないか、と感じたのです。これまで学生団体の頃から培ってきた経験を、団体内に留めるのではなく次世代につないでいくためにも、今が決断のタイミングではないかと考えました。
だからこそ、「LGBTも胸を張って大人になれる地域が増えてほしい」という願いは変わらないままに、LGBT成人式というコンテンツの型にとらわれず、「やりたい気持ち」をもった各地域の若者を応援するプログラムの開発・実施に向け、ReBitは2018年度新たなチャレンジに踏み出したいと思います。
この考えに至れたのも、ReBitが多くの方々に育んでいただいたからです。2009年、ReBitを立ち上げ「多様な性にかんする授業を学校に届けたい」と言った時も、2011年、「LGBTの若者たちが胸を張って成りたい人になるための成人式を開催し、全国に広めたい」と言った時も、多くの先輩方に応援していただき、育んでいただいたおかげで、今のReBitがあると思っております。
ReBitも次世代を応援し、育む器になれるよう、2020年のその先も継続的に若手リーダーを応援/育成できる基盤を共に創るために、僭越ながら邁進する所存です。
LGBT成人式を開催したい方へ
「LGBT成人式を東京で主催したい!」と思われる方がいらっしゃいましたら、info@rebitlgbt.orgにご連絡をいただけましたら、これまでの運営ノウハウ等のご提供ができますので、ぜひお声がけください。
アクションリーダー プロフィール
団体/企業詳細
- 活動地域
-
- 全国
連絡先/各種リンク
応援メッセージ
-
LGBTでも胸を張って生きられるようになったらいいなと思いました。
2022.07.06
コメントを残す