障がい・難病を抱える方と家族のためのオンラインコミュニティ。みんなが”えがお”になれる場所。
株式会社イースマイリー
実行中
更新日:2019.01.11
アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
イースマイリーでは、「みんなの”当たり前”で笑顔をつなぐ」ために、このコミュニティを通じて、自分の“当たり前“が誰かの支えになることを伝え、みんなと一緒に共有し合い、笑顔がつながっていく社会を目指します。
このイースマイリーは、障がいのある兄妹がいた私の原体験から生まれました。
自身の体験や、障がい・難病に関わる方と話している中で、当事者とご家族が求めているのは、疾患の原因や症状などの情報より、日頃から“当たり前“にされている生活の工夫や体験などの身近な情報だと気づきました。
ただ、そういったリアルな情報があるのはブログや個人のSNSが中心。自分と近い境遇の方を見つけた際、過去の投稿も含めて全てさかのぼったという験がある方も多いのではないでしょうか。こういった状況の中で自分に適した情報を見つけるのは困難です。
そこで私達は、日頃の生活の工夫や体験などの情報を、より簡単に共有・発見できる「オンラインコミュニティ」をつくりました。それが「イースマイリー」です。
現状とビジョンのギャップ、課題の構造
私には「福山型 筋ジストロフィー」という先天性の障がいを持って生まれてきた兄と妹がいました。当時は障がい児・者についての理解もまだまだ浸透していない世の中。兄妹4人のうち2人が障がいを抱えていて、さらに両親は共働きという状況だったこともあり、かなり大変な状況でした。
振り返ると、ヘルプの声を上げて周囲の方に助けてもらったり、近い境遇の仲間たちから生活に関わる工夫や体験を共有してもらったりと、本当にたくさんの支えをいただいてきたことを思い出します。
こんな生い立ちもあってか、私は自分の知っている生活や仕事の知識や工夫など、関わる方のお役に立てそうだ!と感じたとき、自ずと発信するようになりました。それは当時、たくさん支えていただいた恩を次に送っているのかもしれません。
自分が大変なときはたくさん教えてもらったり支えてもらったりできる。
自分に余裕が出てきたときは恩を返したり、次に恩を送ったりできる。
そんなことが当たり前に行われる世の中になったら素敵だなと思っていました。こうした思いからイースマイリーが産声をあげたのです。
アプローチの方法
イースマイリーは、みなさんが日頃の生活の中で実施したり考えているだろうことについての聞きたいこと(=クエスチョン)を設定していきます。みなさんから聞いてみたいことを募集するなどして、生活における質問集を一緒につくっていきます。
例えば「移動時のおすすめの福祉機器は?」とか「体重管理のために実践している運動は?」とか「外出先で発作など突然の身体の変化があった場合の対処法は?」とか。他にも聞きたいことを色々教えていただけたらと思っています。
たくさんの質問が集まったら、その質問への回答(=アンサー)が必要です。みなさんが「当たり前に」されている工夫や体験が書かれた、この回答(=アンサー)内容こそ、多くの方の「宝の山」になると考えています。
みんなの「当たり前」で笑顔をつなぐため、参加していただけたらとても嬉しいです!
アクションリーダー プロフィール
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矢澤 修
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代表取締役/
1983年生まれ。大学では社会福祉を学んでいたが、そのまま福祉の道には進まず、成長産業に身を置き、より広い視点を持ってビジネスを考えられるように2006年にヤフー株式会社に入社。
2008年に株式会社VOYAGE GROUPに転職してからは在籍した7年半で5事業8サービスの立ち上げを手がけ、2012年4月からはソーシャルメディアマーケティングを中心としたマーケティング支援会社の株式会社ソーシャランドを設立し代表取締役に就任。大手企業を中心に支援を拡大し若干3名で年商2億円近い組織にまで育てる。 その後、10年以上思い続けてきた保育園をつくる夢と、昨今の保育における社会問題と子どもの子育てにおける課題を解決するべく、2016年3月2日に株式会社イースマイリーを創業。 子育てと医療福祉に革命を起こすべく奮闘中。
団体/企業詳細
- 団体名
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- 株式会社イースマイリー
- 活動地域
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- 東京都渋谷区・新宿区
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