アクション詳細

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

福島県白河市は、東北への玄関口ともいわれ、奥州三関のひとつ「白河関跡」や江戸時代に栄華を誇った名城「小峰城」が残り、歴史あるまちです。人口は約6万人ですが、白河市を含む県南地域には大学もなく、働ける職種も限られているため、若者は出ていきやすく、戻ってくる人も少ないのが現状です。

しかし、学生や若者のなかには「まちを大事にしよう」という想いを持つ人がいます。「このまちには何もない」ではなく、「足りないと思ったことは自分でやる、チャレンジする」という、何度転んでも諦めない気持ちを持った人＝ヒーローを増やすことが私たちの大きな課題です。それこそが、一時的なまちの活性ではなく、歴史と文化が融合した誇りあるまちを、30年後も続くように守り、創っていくことにつながっていきます。

アプローチの方法

私たちは、30年後の未来を活性化するため、“諦めない”をテーマにしたダルライザーのショーや映画製作、講演会、護身術塾などの活動を県内各地で行っています。

■ ダルライザー映画化
“どうやったら、普通の人がヒーローになれるのか？”ダルライザーの映画は、単なる特撮ではなく、大人をターゲットにしたヒューマンドラマです。出演者のほとんどが、白河市の一般市民。一から演技やアクションの稽古を積んで臨んでいます。出演者自身も、映画を観た方も、この映画をとおして「やればできる！」ということを体感し、勇気の連鎖が生まれています。大人がヒーローになれるように努力し、それを見た子どもたちもがんばることで、まちの活性化につなげていきます。

【映画】『ライズ ダルライザー -NEW EDITION-』
http://www.dharuriser.com/movie

■ 心を育てる講演会
大人も子どもも、自分のため・まちのために、自己肯定感を持って自身を活用する人材育成として、県内で講演会を行っています。子どもや教育関係者、一般市民などを対象に、ヒーロー学”を展開し、「生きている参考書」として、努力と工夫、諦めない強さを持つことの大切さを届けています。

■ スペイン護身術KEYSI指導
スペイン人のJUSTO DIEGUEZ氏によって開発され、ハリウッドでも採用された護身術KEYSIを習得し、インストラクターとしてレッスンを行っています。常に状況を把握し、即興的な対応と周囲の環境を味方につける柔軟な考え方に基づく戦闘方法で、心・技・体を鍛えていく場をつくっています。

今後のマイルストーン

ダルライザーが生まれて、11年。ダルライザープランニングを起業して5年目になります。この11年の間、白河のまちも建物の取り壊しや整地が進むなどの変化や発展を繰り返しています。そのなかで、これからも白河の良さである歴史や営みを守り受け継いでいく人を増やしていくために、会社の経営安定は必須です。ダルライザーの存在をより広く知ってもらうためにグッズのラインナップの増強や、WEBドラマへの展開をしていきます。

ダルライザーメンバーも募集中！アクション、演技経験など未経験からのスタートしていますので、一緒にチャレンジしましょう！

一緒に参画いただける方募集中！

• JOB（委託・パート・雇用）

  より実業的で機能的な、生活するためのヒーロースーツをデザインしてほしい！キャラではなく、よりリアルな等身大ヒーローをデザインする、空間デザイナー＆インダストリアルデザイナーを募集しています。

  参画する

• JOB（委託・パート・雇用）

  ダルライザーメンバー募集中！アクション、演技経験など未経験者大歓迎です。

  参画する

アクションリーダー プロフィール

和知　健明　（わち　たけあき）

ダルライザープランニング　代表

1980年生まれ。現・桐朋学園芸術短期大学演劇科卒。卒業公演で本作の監督・佐藤克則に声をかけられ、自主制作映画やコント等の活動をしていた。結婚を機に帰郷し、ウエディングプランナーをしていた頃、08年に白河商工会議所青年部でダルライザーを考案。その後、地域活性化を目指して15年に事業展開を始める。なるべく身近に感じてもらえるように自身の体験を織り込んだところ、そのリアルな物語が好評を博し、全国にファンが点在する。また演劇文化を根付かせるため、しらかわ演劇塾の運営に携わる。15年に映画化を決意、それに伴い、日本人初のKEYSIインストラクターの資格を取得。本作が初の映画プロデュース作品。

応援メッセージ

最新情報