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未来をつくる人材を地方から。Co-Innovation University(仮称)設立プロジェクト。

Co-Innovation University(仮称)

実行中

更新日:2022.07.04

全国の地域と連携しながら、地域とともに新しい最先端をつくる、Co-Innovation University(略称:CoIU・仮称/呼称:コーアイユー)。2024年の開校に向けて設立準備中の私立大学です。

「Co-Innovation」とは、「人々がより良く生きる豊かな未来」につながる新たな価値創造を目指し、多様な人々、コミュニティ同士が互いのために補完しあい、またその価値を高めあいながら、持続的に課題解決および社会変革に向け協働することを意味しています。

経済・工学(まちづくりやデータサイエンス等)・芸術などの多様な学問を学ぶとともに、学生と地域をつなぐプログラム、通称「ボンディングシップ」を通じて課題解決の力と地域の人々との絆を育んでいきます。

多様な地域社会での実践を軸に、地域・世界とつながりながら、新しい未来を共創していくことを目指します。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

CoIUが目指す未来:
持続可能で、一人ひとりがその人らしく生きられる社会へ

CoIUで取得できる学位は「共創学(Co-Innovation)。」
共創学とは、未来が不確実な時代に「生きる力」を養う学問です。

スマホを見ると、さまざまなニュースが飛び込んできますが、楽しいニュースばかりではありません。コロナ禍や災害、国際問題など、いまを生きる私たちはたくさんの課題と共に生きているといえるでしょう。そんな先の見通しにくい社会に、これから一歩を踏み出すみなさんに、どうか未来にワクワクしてもらえるよう「生きる力」を養い、また「新しい社会」の在り方をつくる原動力となる学問を提供したいと考えました。

共創学は、「人々がより良く生きる豊かな未来」につながる新たな価値創造を目指し、多様な人々、コミュニティ同士が互いを補完し合い、また価値を高め合いながら、持続的に課題解決および社会変革に向け協働することを目指す学問です。

具体的には、経済学、経営学、社会学、政治学、心理学、ITスキル・DXといった様々な学問領域を横断しながら、共創を起こす上で必要な問題の本質を見抜く力や論理的思考力、デザイン思考を養成します。さらに、データサイエンスや、医療・健康、地域産業、防災・社会基盤、脱炭素、文化・アートなど地域の共創において重要なテーマを扱う授業を通じて、学際的考察および総合的に判断する力を養成します。

さらには日本各地の現場に飛び込み、課題解決プロジェクトに挑戦することで、地域・世界とつながりながら、新しい未来を共創していくことを目指します。

なぜ今、大学を設立するのか:
将来を担う世代の『生きる力』を養い、共に『未来』をつくりたい

様々な課題があり、将来への漠然とした不安を抱えている方が多い今、この現状を受け止めつつも、不安な社会ではなくワクワクする未来にできるかどうかは、これから社会に出ていく世代にかかっています。

そこで私たちが考えたことは、『日本全国の様々な地域で、地域に根付く方々と一緒に課題に取り組む』という実践の”場”を用意することです。飛騨市をはじめ、日本各地には地域の特色・産業があり、その魅力や課題を肌で感じられる素晴らしい環境があります。そんな環境にどっぷり浸かり、地域への共感を持ちながら、課題に向き合い実践する経験こそが、この先日本各地で起こるであろう未知の問題を解決する重要な人材を育てるのだと考えました。

地域 × 共感 × 最先端 × 実践が組み合わさることで、未来をつくるリーダーとなるような人材輩出を目指します。

コンセプト

いま、文明に問う。

ここから、どこへ向かおう。
社会は人を自由にしただろうか。
経済は人を幸せにしただろうか。
文化は人を平和にしただろうか。
世界は今、新たな文明を求めている。
誰ひとり取り残さず、自然と調和し、
互いを尊重しあえるような、新たな文明を。
でもそれはひとりでは生みだせない。
別の個である私たちはつながることで、
多様な豊かさを追求しながらも、
足りない力や視点を補いあっていける。
いまこそ、叡智と情熱を重ねて。
一人ひとりが共鳴していける未来へ。

ともに、文明をつくる大学。
CoIU

アクションリーダー プロフィール

井上博成

一般社団法人 飛驒高山大学設立基金 代表理事
平成元年(1989年)生まれ。岐阜県高山市出身。東日本大震災をきっかけに地域の新しい価値を感じ、出身地である高山市と京都大学との間で2014年~自然エネルギーに関する研究開始をきっかけに高山市へ戻るようになる。京都大学大学院経済学研究科博士課程研究指導認定退学。主な研究領域としては自然資本と地域金融。自然エネルギーを研究⇔実践する中で、小水力では、飛騨高山小水力発電㈱を設立(2015年)し、そののちも各地に法人を設立しながら全国各地で小水力発電の事業化を行う。木質バイオマスを研究する中でエネルギー利用のみならず、木材そのものの利用に高い関心を持ち、飛騨五木㈱(2015年)の立ち上げや、金融視点から東海地方で当時唯一の管理型信託会社である、すみれ地域信託㈱(2016年)の設立など理論と実践とを日々往復している。

団体/企業詳細

団体名
  • Co-Innovation University(仮称)
連携パートナー
  • 飛騨市

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