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“サンタクロースのような人”で、あふれた社会をつくる。

NPO法人チャリティーサンタ

実行中

更新日:2019.04.06

「世界中の子ども達を笑顔に」というコンセプトの元、2008年から活動を始めたチャリティーサンタ。

クリスマスイブの夜にサンタクロースに扮したボランティアが、小さなお子様がいる家庭にプレゼントを届ける「サンタ活動」。サンタ活動の際に家庭からお預かりしたチャリティー金(寄付)で、世界中の困難な状況にある子ども達の支援を行う「チャリティー活動」。つまりサンタクロースを通じて、日本と世界の子ども両方にプレゼントが届く仕組み。

これらの活動を通じて、想いやりの気持ちを行動に移せる“サンタクロースのような人”で、あふれた社会をつくります。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

サンタクロースのような人を増やす 私達チャリティーサンタが叶えたい社会は「サンタクロースのような人であふれた社会」。 サンタクロースのような人とは、少し具体的にいうと「想いやりの気持ちを行動に移せる人」。クリスマスイブにどこかの子どもたちのために、お届けをするサンタ役の大人たち。そんな大人と子どもをつなげるために、半年以上かけて準備を進める各地域の運営スタッフ。 自分の子どもにサンタとの思い出をプレゼントし、チャリティー金で世界中の子どもを笑顔にしたいと願う保護者。 チャリティーサンタは、皆さんが想いやりを行動に移すお手伝いをする団体。また、サンタに会った経験、支援を受けた経験、そんな活動をする大人の背中を見た経験は、子ども達をきっと想いやりを行動に移せる大人に成長させていく、そう信じています。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

2014年の NPO 法人化後は、社会調査や企業との協働、寄付つき商品開発など新しい軸での取組も始まり、現在は多岐に渡っています。サンタ活動は、25都道府県34支部に広がり、延べ1万人以上の大人がサンタになり、2万人を超える子どもに届けてきました(2018年時点)。 チャリティー活動は、途上国への教育支援をメインに行ってきましたが、東日本大震災以降、国内の子ども支援にも注力を開始。現在は、国内の子どもの貧困による様々な困難を抱える家庭・子どもにも支援を行っています。※途上国支援は別プロジェクトで継続中。 しかし「サンタクロースのような人であふれた社会」をつくるには、より継続的に、より広い地域で、この活動に取り組まなければなりません。

アプローチの方法

これからの注力ポイントとして、1つ目は「活動の継続」。これは一時的なイベントではなく、サンタ活動を各地域に根ざした継続的な取組・文化に育てていくことを目指しています。 2つ目は「活動地域の拡大」。47都道府県すべてでサンタ活動を実施できる体制を2026年までに目指しています。その後は、さらに都道府県内での実施エリアを充実、また海外での取組にも挑戦したいと考えています。 3つ目は「他組織との協働」。これまでに、ヤフー株式会社や日本出版販売株式会社など大企業との協働も行ってきており、協働の大きな社会的効果を実感しています。また非営利セクターでも、NPO法人や社会福祉協議会などとの連携も、今後さらに強化していきます。

アクションリーダー プロフィール

清輔夏輝

NPO法人チャリティーサンタ代表理事/
千葉県生まれ福岡県育ち。国立高専卒業後、ITフリーランス&ブロガーとして独立。ヒッチハイクで日本を3周し、2007年にマイ箸から始めた「エコわらしべ長者」(物々交換)で風力発電機を取得しメディアに注目される。2008年「チャリティーサンタ」を立ち上げ、途中、人生修行のために(株)サイバーエージェントで営業マンをやりつつも、累計1万7千人の子どもたちにプレゼントを届ける全国組織に。2014年にはNPO法人化し、想いやりがつながる社会を目指して今なお事業拡大中。「ソーシャルビジネスグランプリ2011」で審査員特別賞、「ドリームプラン・プレゼンテーション世界大会2011」で共感大賞を受賞。クリスマスイブのエピソードをまとめた「サンタクロースが届けてくれた心温まる物語(あさ出版)」監修。

団体/企業詳細

団体名
  • NPO法人チャリティーサンタ
活動地域
  • 日本全国

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