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地域課題解決に向けて、 絶え間なく挑戦が生まれる社会をつくる。

チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト(事務局:NPO法人ETIC.)

実行中

更新日:2022.06.14

チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト(以下チャレコミ)は、「地域プロデューサー」が、若者と企業、自治体、大学をつなぎ合わせ、地域経済の新たな担い手を輩出するプロジェクトです。

次世代の担い手育成や仕事づくりを実現するには、仕掛け人たちの意図や戦略を汲み取りつつ新たな挑戦ができる場をつくり、そこに若者をつなげていく「地域プロデューサー」という役割が大変重要です。

大学生・若手社会人・企業関係者・大学・自治体・経済団体などの方々とともに「地域における挑戦の生態系 = チャレンジ・コミュニティ」の創造に向けて、さまざまな挑戦を続けていきます。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

VISION
地域に関わる誰もが役割を持ち、
地域課題解決に向けて、
絶え間なく挑戦が生まれる社会をつくります。

MISSION
地域の課題解決に挑む
多様な当事者と若者をつなぎあわせ、
そこから生まれる挑戦的なプロジェクトを育みます。

MESSAGE
2011年3月11日に起こった東日本大震災は、被災地域に限らず、日本各地で「コミュニティ」の大切さを改めて痛感させられる出来事となりました。人と人との良質な関係性をつくり直し、そのつながりの中で地域の新たな担い手を育てていく仕組みが改めて必要だと私たちは考えています。

これまでの10年間のチャレコミの活動を通じて、起業家精神を持った、地域や社会の課題に向き合う若者たちによって、これまで企業や自治体がカバーしてこなかった潜在的ニーズが掘り起こされたり、また、困難な地域課題に挑戦することで、そこから生まれる解決に向けたヒントや未来の可能性を多くの事例から見てきました。

こうした挑戦ストーリーの裏には、地域の様々なセクター(企業、自治体、大学)における仕掛け人たちの存在が欠かせません。

次世代の担い手育成や仕事づくりを実現するには、仕掛け人たちの意図や戦略を汲み取りつつ新たな挑戦ができる場をつくり、そこに若者をつなげていく「地域プロデューサー」という役割に、本プロジェクトは着目しています。

大学生・若手社会人・企業関係者・大学・自治体・経済団体など、より多くの方に「地域における挑戦の生態系 = チャレンジ・コミュニティ」づくりに参画いただけることを願っております。

アプローチの方法

ローカルベンチャー創出支援
大きな経済効果を地域で担う打ち手の1つとして「ローカルベンチャー」の立ち上げがあります。地域資源を活用し、地域に新たな市場、新たな経済を創出する事業を担う企業を生み出していきます。地域に1つの企業や取り組みが立ち上げるだけではなく、地域を支える産業になるために、地域としてローカルベンチャーを担う担い手づくり、それをサポートする政策、人材育成の仕組み、創業支援コーディネーターの育成、金融機関との連携、他地域との意見交換や視察等を実施する集合研修への参画など、地域のエコシステムとして浸透するまでのサポートを行います。

実践型インターンシップ、キャリア教育
取り組みの広がりとともに様々なタイプが存在するインターンシップですが、私たちが実施しているの は、受入先にとっては新規事業や経営革新を推進するエンジンになり得、若手人材の育成に寄与する 「実践型インターンシップ」です。​「キャリア教育」は​中高生に向けたキャリア形成として当事者意識 と自信を持つ経験を育む場を提供します。

地域内外の人材交流及び定着支援
自分の出身地や家族とゆかりのある土地だけでなく、様々な「ご縁」が生まれた地域へ移住する。今、こういった動きが加速しています。地域内外の人材が流動することで、新たな事業や雇用が生まれます。チャレコミではそうした「ご縁」を作るきっかけとなるプログラムづくりや情報発信・イベントの企画運営を実施しています。

経営革新に資する人材の採用支援
私たちが有するコーディネートノウハウを活用して、社内の人材受け入れ体制・体質改善等を始め、ヒアリングを基に企業のフェーズに紐付いた採用・育成計画、社員への研修内容などを共に組み立てます。単なる知識のインプットだけに終わらない事後の実践までをサポートします。

研修・講演・カリキュラム開発
ローカルベンチャー創出、実践型インターンシップ、地域内外の人材交流及び定着支援、経営革新に資する人材の採用支援それぞれのテーマから、講演や短期の研修の組み立て等も実施しています。また、知の集約機関である大学や制度づくりの強力なパートナーである自治体と連携することで、地域に開いた学び場のカリキュラムづくり、実績づくりのための実践的プログラムの開発を行います。

地域プロデューサーとは何か

チャレコミの考える地域プロデューサーとは
小さな地域の集合体が日本であり、それぞれの地域の企業が独自の商品やサービスを生みだすことで、仕事がつくられ、起業家精神を持った人材が地域で育ち、地域内外で活躍していくことで、それに触発された次世代が地域で育っていく。こうした自律的な循環であり生態系を、「地域プロデューサー」という役割を軸に、各地に生み出していきたいと私たちは考えています。

チャレコミでは、「地域プロデューサー」と呼ばれる地域コーディネート人材・機能を、全国300ヶ所に増やしていくことを目標としています。300は信用金庫の数、また古くは江戸時代の藩の数と近く、日本各地をくまなくサポートするためにイメージしている展開です。地域に残る文化や風習を活かしながら、現代にあった新たな挑戦の仕組みを各地につくっていき、地域同士のつながりを生みだすプラットフォームに成長することで、互いに切磋琢磨できる地域コミュニティの関係性をつくりだしたいと考えています。

なぜ今、地域プロデューサーが必要なのか
先駆的なモデルとなり得る事例が表に出ることなく埋もれてしまったり、共通課題を持っているけれど連携がなくバラバラの活動をしている等、地域の中で日々営まれている取り組みや魅力的な人々の可視化、情報発信、地域内外の人材マッチングには、工夫できる余地がまだまだあります。

例えば、地域での移住や転職は、人生に大きく影響する選択肢です。地域のつなぎ役となる「地域プロデューサー」は、効果的な連携を生みだすために、紹介先の企業や個人の本当にやりたいことは何かをヒアリングし、タイミング、状況にあわせて丁寧にマッチングをする。マッチングによって、互いに満足のいく成果が生まれた時、取り組みそのものがその地域ならではの仕組みやモデルとなり、広がっていく。こうした事例が次なる挑戦者を呼び込み、地域課題に挑戦し続ける地域の循環を促していきます。チャレコミは、各地でこのような仕掛けを展開し、他地域連携の事業やプログラム、情報発信など、それぞれの地域に合わせた形でバックアップが可能です。

皆さんとやれること
地域における創業支援や移住支援は、10年前に比べると増えてきたものの、十分とは言えません。
「地域課題を事業をつくることで解決する」ことに関心を持つ層をさらに増やしていき、自ら事業をつくれる人材・起業家の発掘、そういった人材の育成方法、地域での活かし方にについて、そのノウハウを蓄積し、皆さんと共有していきたいと考えています。

各地で真剣に地域の未来を考え行動している方々から学び、ともにチャレンジをしていく。皆さんと共通のヴィジョンを描き、伴走していくのが私たちの考える「地域プロデューサー」の姿です。

アクションリーダー プロフィール

チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト

事務局:NPO法人ETIC.

団体/企業詳細

団体名
  • チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト(事務局:NPO法人ETIC.)

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