教育現場のリーダー達が集い、対話を行うことで、教育・学びの未来を創造する新たな実践を生み出したい。
教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム
2017年末頃に、文部科学省若手官僚による「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム(通称:School Platformプロジェクト)」が立ち上がりました。このプロジェクト事務局には文科省の若手官僚有志と、ETIC.のスタッフ有志が参画しています。メンバーは15人程度で入職3年目くらいから10年目くらいまでの若手職員が中心で、有志という性質上、打ち合わせ等も全て平日夜間、週末等の業務時間外に活動が行われています。
具体的には、プロジェクトメンバーがイベント企画・広報・運営等を担い、主に全国の教育長・校長等、教育関係者のみなさんを対象に、対話と熟議の場を提供しています。テーマは「学力向上」や「地域との連携」「カリキュラムマネジメント」等、現場の関心が高いテーマが設定され、活発な意見交換を重ねてきています。
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アクション詳細
目指す社会のあり方、ビジョン
活動する上で大切にしてきた3つのコンセプトについて紹介していきます。
1つ目は、「答えは現場にある」。文科省で業務に取り組む上で、直面する課題のほとんどは既に教育現場で実践されていることであり、その珠玉の実践にこそ学び次の挑戦につなげていきたい、という意思を表現しています。
2つ目は、『「●●だからできる」という言葉を使わない』。教育界ではともすると「あそこだからできる」「あの人だからできる」という言葉を使って自校・自地域での実践をあきらめてしまいがちなところがあるそうですが、「特別なケース」に終わらせず、産・学・官の実践者同士がケースをもって集い、互いに生きた情報を交換しあって学び合うことで、各地の現場でのさらなる実践につながるという循環を目指しています。
最後の1つは、「一点突破、全面展開」。まずはそれぞれが可能性があると思うところに注力し、そこで生まれた成果を広く展開して日本の教育を進化させていくことを目指しています。
現状とビジョンのギャップ、課題の構造
志を持って入省したメンバーですが、実は普段、目の前の仕事に忙殺されて、なかなか学校現場のリアルを知ることや新しい取り組みをさらに盛り上げていくこと等に注力しきれないジレンマを抱えています。
また全国で素晴らしい実践が生まれているが、なかなか地域を超えた教育長や校長のネットワークがなく、その実践内容の共有がしづらいという問題意識から、プロジェクトの立ち上げに至りました。まずは意思ある個人が集い、議論を重ねていくこと。そこから学校現場に新たな挑戦の芽が生まれることを目指しています。
アプローチの方法
最新の情報発信やイベント情報はFacebookをご覧ください。
また、全国の優れた取り組みを、noteでも発信しています
これまでの活動実績
全国の意思ある教育長・校長が集い意見交換をする場として、イベントを実施
2018年度 春の総会、秋の合宿実施
2019年度 春の総会、秋のイベント実施
2020年度 コロナのためイベントをオンラインに変更(4回)
2021年度 オンラインで春の総会を実施
アクションリーダー プロフィール
団体/企業詳細
- 団体名
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- 教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム
- 活動地域
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- 全国
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