社会課題解決中MAPに戻る

はたらく人の食栄養環境にデザインを

株式会社社員食堂

実行中

更新日:2018.05.01

日本の都市における働く人の「食栄養」の環境は「砂漠」といっても過言ではありません。栄養学的に一日に成人が必要な食品構成のうち、野菜350gをはじめ、いも100g、豆80g、くだもの200gを確保することは困難を極めます。一方で、動物性蛋白質、脂肪、炭水化物のおいしいものは選択肢も多く安く提供されて市場に溢れています。
「食事は自己責任」「健康は自己責任」という暗黙の了解がありますが、一方でその責任を果たせるだけの「知識」はなく、知識があってもそれを実現するための環境は「皆無」に等しいです。ということは、食栄養の環境について「誰も責任をもてないしもっていない」という身体が生きるための食の環境は空洞化しています。どの食事の提供場所もそこは「三食のうちの一食」という位置づけにあり、それぞれは「その選択肢の一つ」としての食事を提供するというスタンスをとっており利用者側の選択に委ねているからです。

キーワード

アクションリーダー プロフィール

たかはし かよこ

栄養士
女子栄養短期大学食物栄養学科卒
社員食堂Lab.ディレクター
元楽天社員食堂ディレクター
著作:「心と身体が生きるための栄養学」(性格教育センター)
   「胎教食」(主婦と生活社)

1983年〜通信教育の会社で栄養士とカウンセラーとして従事
    会員向けの栄養学のカリキュラムの制作
    「心と身体が生きるための栄養学」を執筆
1996年 「たまごクラブ」妊婦さん向けの栄養カリキュラム監修
1997年 「胎教食」(主婦と生活社)執筆
1999年 IT業界に転職 PSINetカスタマーケアに就業
2001年 楽天株式会社にサポートエンジニアとして就業
    開発部にて事業企画、サービス企画からリリースに従事
2007年 楽天株式会社カフェテリア委員会を兼務
    社員食堂のディレクターとして
    本社および支社の社員食堂の構築、運営、改善に従事
    7000人/日利用規模の食堂から100人規模の社員食堂のディレクション
    数十人規模の食事のアレンジなどを幅広く行う
2011年 楽天株式会社CSR部署にてコミュニケーション設計
2014年 楽天株式会社退社
2016年 Creative Hub131 シェアキッチン「社員食堂Lab.」のディレクターに就任
    はたらく人の日常の食をテーマにした「おとな食堂」ワークショップを開始
2017年 株式会社社員食堂 設立 代表取締役に就任。食堂を中心とした「日常の食環境」のデザイン・設計、コンサルティング業務を開始。

団体/企業詳細

団体名
  • 株式会社社員食堂
連携パートナー
  • Creative Hub 131
活動地域
  • 東京都中央区日本橋大伝馬町

応援メッセージ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


最新情報