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途上国の刺繍を用いて、"顔の見える服作り" を目指すブランド「itobanashi」

株式会社イトバナシ

実行中

更新日:2018.03.01

itobanashiは「つくる人とつかう人の暮らしを豊かに」することを理念として誕生したブランドです。

インドをはじめとした途上国の職人が、一針ひと針丁寧に刺した刺繍を用いて、デザイナーの伊達が衣服としてデザインし、日本国内の縫製工場でお仕立てしています。出来上がった衣服は、刺繍職人や縫製工場の名前と共に、お客様に届けています。
また、刺繍の体験ワークショップや講演会等を通して、服作りに関わる人の顔が見える活動にも取り組んでいます。

現在は奈良に本社を置き、シルクロードでつながるインドと奈良の歴史を紐解き、オリジナルの刺繍図案の開発等にも力を入れています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

ビジョンは、「つくる人とつかう人の暮らしを豊かにする」こと。

itobanashiの衣服を鮮やかに彩る刺繍は、インドの職人がひと針ひと針、丁寧に刺しています。そこから伝わる手仕事のあたたかさに身を包むと、いつもの日々が少しだけ特別なものになるかもしれません。

刺繍は「人に寄り添う技法」として、地域の歴史、人々の文化によって、様々な技法やデザインが生み出されてきました。糸と針と布だけあれば取り組めるため、厳しい環境に暮らす人々にも広く根付いています。 身近な技法でありながら、そこに息づく人々の暮らし・文脈を色濃く反映した刺繍の奥深い魅力を発信していきたい、そういった思いで服作りに取り組んでいます。

私たちは、刺繍の技術とかかる時間に見合った適正価格を独自に定め、現地価格の約2倍の価格で買い取っています。そうして支払われるお給料を、職人一人一人の生活に役立ててほしいという想いから、お金の使い方についてのワークショップなどを実施しています。女性が多い刺繍職人の労働条件が改善されることで、コミュニティ全体の経済力の底上げを目指しています。

”つくる人”をより身近に感じる…そんな顔の見える服作りを目指しています。

 

アクションリーダー プロフィール

伊達文香

株式会社イトバナシ 代表取締役、デザイナー/
広島大学大学院在学中にitobanashiを設立。2010年より年に2回のペースでインドを訪れ、衣服のデザイン全般を手掛ける。

団体/企業詳細

団体名
  • 株式会社イトバナシ
活動地域
  • 東京、コルカタ(インド)

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