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釜石に関わる人、つながる人を増やして街も人も元気に

水島 壽人

アイディア段階

更新日:2021.11.12

東日本大震災の被災地でもある釜石には、震災後、ボランティアの方々をはじめ、地域外の多くの方々との新たなつながりが生まれました。釜石という地域や人の魅力に惹かれて今現在も数多くの方々が釜石を想っていてくださいます。

自分自身もそのうちのひとり。東京から地域に関わることで、それまでの生活にはなかった充実感や幸福感を感じるようになりました。まだ地域とのつながりがない方に向けて、地域に関わるということは幸せなことだということをお伝えしていきたいと思います。

その一方で、コロナ禍の収束が見えない現在、地域外の方が釜石を訪れる機会も、地域外の方に向けて釜石のことを発信する機会も失われ、新たなつながりが生まれない状況下にあります。これまでに釜石とつながってくださっている方々とのご縁をつなぎなおし、新たなつながりを生む場を創出します。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

復興支援活動とその先にあったもの
2011年4月、復興支援ボランティアとして岩手県陸前高田市、釜石市、大槌町に入り、被災地支援活動に携わるようになりました。それがきっかけとなり、その後、東北地方との様々なご縁をいただきました。復興支援活動を通じて、年齢や立場、肩書、地域などを超えたゆるやかなつながりの大切さ、地域に関わることの楽しさを感じるようになりました。

たくさんの仲間にも恵まれ、趣味は「岩手」に。お祭りに参加したり、物産展で売り子をしたり、イベントをみんなと企画したり、暮らしや文化を体験したりと、さまざまな機会に参画しました。その後、東京での岩手コミュニティ形成の活動「岩手わかすフェス」や「赤坂さんさ」に関わり、岩手と首都圏をつなぐ活動がライフワークになりました。その中で「地域に関わることの楽しさをひとりでも多くの方に伝えたい」という自分自身の想いに気がつきました。

私は、様々なご縁が重なって昨年6月に釜石に移住しました。現在、釜石に暮らし、釜石のことに関わっていることで、ワクワクと楽しい毎日を過ごしています。一緒に釜石のことに関わってくださる方、釜石に関わることで楽しさや幸せを感じてくださる方が、ひとりでも増えたらいいなあと願っています。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

危機感を抱いていることは、コロナ禍にあって、たくさん開催された首都圏での釜石のイベントもリアルな交流もまったくできずにいることです。ゆるやかな関係づくりの中から、地域の魅力を感じて、地域に関わろうという人が増え、良い循環が生まれる、そんなきっかけになる場や機会が失われているように感じています。

課題:つながる場の創出
・ターゲット層の明確化
・情報発信
・双方向交流(イベント開催など)

課題:つなぎなおし
・ボランティア
・プロボノ人材
・インターン生
・KamaishiコンパスOB・OG
・釜石出身者
・シーウェイブスファンコミュニティ

お聞きしたいこと

・ゆるく関わり続けるコミュニティになにが大切か?
・釜石に最初の接点を持つのに、どんなイベントがあったらいいか?
・今の生活×今知らない地域 何ができると面白そう?
・1度関わった人たちとつながりなおす・つながり続けるにはどうしたらいいか?

アクションリーダー プロフィール

水島 壽人

釜石市地域おこし協力隊・中小企業診断士/
1967年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。大日本印刷(株) 勤務(1990年~2019年)。
2011年4月 東日本大震災の復興支援ボランティアとして岩手を訪れる
2016年7月 中小企業診断士資格取得
2019年10月 DNPを退職・独立
2019年11月 復興庁「専門人材マッチング事業」コーディネーターとして釜石に通う
2020年1月「第5回 岩手わかすフェス」実行委員長
2020年4月 岩手働き方推進支援センターセンター長に着任
2020年6月 釜石ローカルベンチャーに着任、釜石市民となる

団体/企業詳細

団体名
  • 水島 壽人
活動地域
  • 岩手県釜石市

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