社会課題解決中MAPに戻る

女性誌FRaUが挑み続ける「SDGs自分事化計画」 ~地球温暖化とこどもの教育~

新町真弓/株式会社講談社

実行中

更新日:2023.07.06

1991年創刊の「FRaU」。「固定観念に縛られず、自分の人生を自分で生きる」を支えてきたワンテーマガジンで、2018年12月に自然な流れで「SDGs」を女性誌で初めてまるごと一冊特集しました。

当時の「SDGs」の認知率は15%未満でした。今年1月の調査では85%を超える結果となりましたが、2030年のゴール達成のためにはこの輪をさらに加速する必要があります。

そこでFRaUでは、地球温暖化について考える企画として「気候変動特集号」を刊行するとともに、2つの特設サイト「FRaU the Earth」と「FRaU Edu」をローンチ。さらに「FRaU SDGs edu こども プレゼン・コンテスト 2023」を昨年に引き続き開催します。

地球温暖化とこどもの教育を軸に、SDGsの自分ごと化を進めるための計画を皆さんとともに考えていきたいです。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

SDGs自分化計画
SDGs、サステナビリティという言葉が当たり前になりました。一方で、「難しい」「何をしたらいいかわからない」「自己満足なのではないか」と感じる読者も一定数存在します。

そこでFRaUは、大きなテーマを難しく取り上げるのではなく、これからの「自分自身の未来」のためにどう生きたらよいのか読者のみなさんと一緒に考え、行動していきます。「自分ごとで考える」ためのヒントになるような記事を、「現実から目を背けず、今の私を楽しく生きる」ための材料としてお届けしていきます。

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

・女性誌が社会問題を報じることへの抵抗
女性誌はファッションや美容を扱うものという既存の認識があり、社会問題を扱うことへの抵抗感を示す方もいらっしゃいますが、むしろ絶対に継続しようという決意につながりました。

・真面目なテーマだとなかなか届かない
「今夜何食べようかな?」と「地球温暖化ってどうしたらいいのかな?」は全く別の問題ではありません。本来は誰にとっても「自分ごと」であるはずです。

アプローチの方法

SDGs(地球温暖化とこどもの教育)が自分ごとになるように、
伝えるのが難しいからこそ、工夫をする。

<取り組み例>
・本誌にて「気候変動特集号」を刊行
・特設サイト「FRaU the Earth」と「FRaU Edu」をローンチ
・「FRaU SDGs edu こども プレゼン・コンテスト 2023」を開催

相談したいこと

1) 地球温暖化のこと、自分事として考える企画に、参加していただけませんか?
2)こどもたちの自由なアイデアを募る「FRaU SDGs eduこどもプレゼン・コンテスト」でお子さんたちへの参加の声掛けにご協力いただけませんか?

アクションリーダー プロフィール

新町真弓

株式会社講談社
FRaU事業部長、FRaUweb編集長

団体/企業詳細

団体名
  • 新町真弓/株式会社講談社

応援メッセージ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA