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津波被害後の南三陸町を、社会起業家が育つサステナブルな町へ。

株式会社ESCCA

実行中

更新日:2018.08.02

「大震災後の南三陸町を、どう作り上げていくか」が、ESCCAの挑むテーマです。津波によって失われたものもありますが、再生された土地にはむしろ、町外のプレイヤーが活躍する余地があり、大きなチャンスがあるはずです。この土地を活かすために、土地自体ではなく、南三陸町が持つ「森・里・海」の資源に着目。これらを活用した起業家が、自由に自己実現をすることによってのみ、新しい町の姿は実現されると考えます。

具体的には、顧客の心をわしづかみにし、かつ地域の社会課題を解決できる社会起業家を生み出すための、人材誘致と人材育成プログラムを展開。参画後は3年間のベーシックインカムを得るとともに、様々な講師陣を招いたインキュベーションプログラム『Sessions』により、なりたい人材像へと近づきます。またビジネスインキュベーションスペース『Cocoon』もオープン。社会システム創造の中核として機能しています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

南三陸町は、森・里・海、それぞれの資源の再生スピードに合わせた人間の生業や暮らしを目指して、循環型社会の実現に挑戦しています。適切に間伐された森では、水を海に流す過程でプランクトンの成育に必要な栄養素やミネラルが育まれ、そのプランクトンをもとに海の養殖物が育ちます。この循環型の関係性こそが、南三陸の強みであると言えます。

このような地元発のうねりをうまく活用し、起業家がともに循環型社会の実現に挑戦することを通じて、単に起業家単独の事業が花開くだけでなく、新しい社会の実現がその延長戦上に待っています。100名の起業家が、100の事業を残し、100の社会の構成要素を創り出す。そんな未来を実現しようとしています。

アクションリーダー プロフィール

山内亮太

株式会社ESCCA 代表取締役/
1999年ソニー株式会社入社、以降、テレビの商品企画とマーケティングに10年間従事。2009年11月よりNPO法人ETICに参画。社会起業家の潜在層の発掘、教育に関わる事業の立ち上げを行い、震災後の2011年6月より右腕派遣プログラムのコーディネーター(南三陸担当)として4年間継続して関わってきた。2015年7月より南三陸に移住し、まちづくりに従事。2017年よりNextCommonsLab南三陸を立ち上げ、事務局として各プロジェクトの立ち上げ、推進していく。1児の父。

団体/企業詳細

団体名
  • 株式会社ESCCA
活動地域
  • 宮城県/南三陸町/日本

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