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小学生から大人まで楽しくSDGsを学べる書籍「未来の授業」シリーズを出版

佐藤真久(監修)/株式会社宣伝会議/NPO法人ETIC.

実行中

更新日:2022.02.09

小学生から大人まで、すべての人が楽しみながらSDGsについて学べる書籍「未来の授業」シリーズを、宣伝会議と「社会課題解決中マップ」の連携で出版しました(監修:佐藤真久、編集協力:認定NPO法人ETIC.、発行:宣伝会議)。

2021年には「未来の授業」シリーズ第3弾を出版。「SDGs×ダイバーシティ」をテーマに、4人の主人公がSDGsについて学習、体験し、自分たちの生き方を模索しながら成長していくストーリーを描きます。

学校、企業、自治体などの教材としても多数採用されている本書。28社の企業から協賛をいただき、全国の小中高校(約35,000校)へ献本いたしました。

本書が読者にとって、SDGsをどこか遠い世界のことではなく、自分の身近な問題としてとらえて行動を起こすきっかけになればと考えています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

SDGsは、2015年9月に国連で開かれたサミットにて、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)」として全会一致で採択されたもので、国際社会が共通して2030年までに達成すべき目標です。すでに、企業、自治体、NPOなどSDGsへの取り組みが活発化していますが、今後、学習指導要領の改訂により小学校や中学校の教科書にもSDGsへの言及が入るとされており、教育現場の取り組みも注目されています。

本書は日本の社会課題を紐解きながらSDGsを学べる内容となっています。身近な視点からSDGsについて理解を深められます。各ページには子どもたちがの考えを書き込める「問い」を設定。地域の団体の活動や、企業の取り組みなどの実例も豊富に掲載しているので、調べ学習などでも活用できます。小学生から大人まですべての人が楽しみながらSDGsについて学べます。

2020年〜21年に世界を覆ったCOVID-19パンデミックは、グローバル感染症の脅威に加え、 数多くの私たちの周りにあった問題を浮かび上がらせました。このような時代だからこそ、共に生きる社会(Live Together)が問われています。本書籍は、小学校高学年、中学、高校、大学、企業、自治体、社会教育の現場でも十分活用可能ですが、小中学校・高校の生徒たちに日本の地域課題とSDGsのつながりを深め、活き活かされる社会の生態系(Live Together)の構築をしてほしいとの思いから、全国小中高校への配布となりました。

SDGsは、17の目標に対応するだけのものではありません。社会の“複雑な問題”に向き合い、さまざまなテーマを統合し、同時解決に挑みながら、自己変容と社会変容にむけた協働・探究ツールとして、本書を活用いただければ幸いです。

アクションリーダー プロフィール

佐藤真久(監修)

東京都市大学大学院 環境情報学研究科 教授/
英国国立サルフォード大学にてPh.D取得(2002年)。地球環境戦略研究機関(IGES)の第一・二期戦略研究プロジェクト研究員、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)の国際教育協力シニア・プログラム・スペシャリストを経て、現職。現在、SDGsを活用した地域の環境課題と社会課題を同時解決するための民間活動支援事業委員長、国際連合大学サステイナビリティ高等研究所客員教授、北京師範大学客員教授、UNESCO ESD-GAPプログラム(PN1:政策)共同議長、特定非営利活動法人ETIC.理事などを歴任。現在、責任ある生活についての教育と協働(PERL)国際理事会理事、JICA技術専門委員(環境教育)、IGESシニア・フェロー、ユネスコ未来共創プラットフォーム事業運営協議会座長などを務める。協働ガバナンス、社会的学習、中間支援機能などの地域マネジメント、組織論、学習・教育論の連関に関する研究を進めている。

団体/企業詳細

団体名
  • 佐藤真久(監修)/株式会社宣伝会議/NPO法人ETIC.

応援メッセージ

  • すごい!

    2022.02.18

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