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高校教員の伴走支援を通じて、福島の若者たちの成長を促す仕組みづくりに貢献する。

一般社団法人 Bridge for Fukushima

実行中

更新日:2022.06.09

Bridge for Fukushimaは、東日本大震災を機に設立した団体です。震災から11年が経過した今は、高校生・大学生の人材育成事業、中間支援事業、調査研究事業の3つの分野で活動を行っています。

具体的には、福島県内5つの県立高校で総合的な探究の時間のアドバイザーや学校と地域を繋げるコーディネーターとして活動。大学生・社会人も含めたネットワークを構築し、社会課題に対して大人たちとともに解決手段を事業化することで、自分たちで社会をよくするきっかけ作りに貢献しています。

中でも力を入れている活動が「教員の伴走プロジェクト」です。高校生にとってより深い学びのある「総合的な探究の時間」が学校内で実施されるよう、学校現場のカウンターパートでありプレーヤーである「教員」を動きやすくするよう伴走支援しています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

Mission
正解のない課題に対して挑む人材を創り続ける

Vision
今日より明日が、ちょっと良くなる社会

Value
失敗推奨思考:積極的に失敗してみよう
仮説検証:とりあえず仮説を立てて、やってみよう
個性の尊重:人と違ってちょうどいい
協働:他人と一緒にやってみると、オモシロイ

現状とビジョンのギャップ、課題の構造

東日本大震災という極めて甚大な震災を経験したことで、震災当時小学生高学年から高校生だった世代は地元(復興)対して強い関心を持ち、当団体に関わる若者の中にはソーシャルなマインドを持ち今までは観られなかった形で福島で就職したり起業を志す若者が一定層増えています。

課題意識として、その若者たちがより地域で活躍する、そして個人としての成長を促すしくみがないと感じています。学校と地域との連携が必要とされるにも関わらず、サステナブルな仕組みの構築に至っていません。それは、学校と地域の間で長年にわたり構築されてきた関係性に加え、お互いに目指すものが異なることが原因と考えられます。

アプローチの方法

・リサーチ
より学校の現場を知り、教員の抱えている課題を明確にするため、福島県内の県立高校3割(25件程度)の高校教員にヒアリングし、結果を分析、論文作成、新規事業を企画する

・ネットワーキング
県内の探究担当の教員同士、また地域のKeyになるサポーターをネットワーキングするため、オンライン学習会「探究」とオンライン飲み会を開催する

・ナレッジ・マネージメント
教員の業務負担の軽減のため、各高校の探究の授業に係る知識の可視化・収集し、情報共有のしくみを作る

・キャパシティ・ビルディング
フィールドワーク(海士町、津和野など)、能力向上研修(業務内・業務外)を実施する

アクションリーダー プロフィール

沓澤理恵

団体/企業詳細

団体名
  • 一般社団法人 Bridge for Fukushima

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