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子どもたちの想像力と、木材業界の未来を拡げる。天然木製ブロック「ズレンガ」

株式会社浅尾

実行中

更新日:2024.03.12

当社は、杉を使った商品の開発に力を入れており、間伐材はもちろん、伐採時期を過ぎてしまった杉も有効に活用できる天然木製ブロック「ズレンガ」を商品化しました。

ズレンガは、子供たちだけで、実際に入れる木のお家が組み立てられると評判になり、保育・教育業界及び、林業業界から高い評価を得ています。

近年、杉の活用方法が問題視されており、対策として建材の活用が注目されていますが、当社は別のアプローチとして杉の柔軟性、軽さ、肌触り、木目の美しさに注目し、玩具として世界市場に挑戦するべく、準備を進めています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

子どもたちの想像力と、木材業界の未来を拡げる

木育の事業を通じて、木の正しい知識を身に着けることと、木製品の必要性を感じてほしい。

木を切ることを森林伐採と反対するのではなく、循環できる資源である木をどのようにして使っていくのか、地元の山の木を切らないとどうなってしまうのか、社会全体で考えるようになってほしいと思う。

そのために小さな子供の時から木に触れて育ち、関心を持ってもらうことで木製品の需要が広がっていく社会を作りたい。

アプローチの方法

長浜市の観光地である黒壁の商店街に、木育遊戯施設を設立した。子供たちに遊びながら木の良さを感じてもらえる施設。びわこ材を使用した木育について、SNSやメディアを使ってアピールし、木育という言葉を広く浸透させていきたい。

また、木材関係の他社とも共同で木育イベント等に参加している。イベントの対象者の多くは子供のため、大人になったときに循環できる資源である木を使ってくれるのではないかと考えている。

これまでの活動実績

滋賀県長浜市で主に建築材の生産、販売する製材所を経営していたが、外国材の輸入や建築材料の多様化により、仕事が減少した。状況を打開するために2010年に株式会社浅尾を設立しオリジナルの木製品の作成や、家具、木製品の加工を行う。

地元のショッピングセンターや町の催事の際にオリジナル玩具のズレンガの貸し出しを行っている。

また2023年6月には地元の木材(びわこ材)を使用した木育遊戯施設(キグミンの森)をオープンし、子供たちに地元の木で遊んでもらう木育の取り組みも行っている。

アクションリーダー プロフィール

浅尾渓太

大学を卒業後、建設会社に2年勤務、その後実家の材木屋に就職。木のおもちゃの製作や、木育インストラクターとして木育の体験などを行う。会社のオリジナル木製知育玩具、「ズレンガ」を広めることを目標にしている。

団体/企業詳細

団体名
  • 株式会社浅尾

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