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NPO・ソーシャルセクターのビジョン実現を、お金の面から支援する「ソーシャル税理士」

ソーシャル税理士

実行中

更新日:2019.12.20

フリーランスの「ソーシャル税理士」として、ソーシャルセクターに対してのアプローチを実行しています。

地域のプレイヤーを、お金の面から支える存在が必要だと考え、目指すビジョンに向かってともにチャレンジするパートナーとして活動しています。

営利であっても非営利であっても、団体が存続していくためにお金は必要です。しかし、儲けだけを目的にするのではなく、「何のためにその仕事をするのか」を皆が意識できることこそが重要だと考えています。

ソーシャル税理士の活動が、そんな社会をつくる一助につながれば何よりです。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

私が今のスタイルで仕事をしているのは「地域の課題とお金を両立させることはできないか?」という問いにアプローチしているからです。

日本には色々な地域があり、それぞれに課題は異なります。もちろん全ての力になれる訳ではないですが「地域のプレイヤーをお金の面から支える存在は必要なんじゃないか」という気持ちは常に持ちながら仕事をしています。そのため、地域の課題にアプローチするNPOや社団法人の方とお仕事をする機会も多くあり、「ソーシャル税理士」と名乗っていたりします。

節税ではなくビジョンを大切にする私は、クライアントに対して「節税」という言葉をあまり使いません。節税だけが目的でお金を使えば、確実に手元のお金は減って行きます。経営者がやるべきことは「節税してお金を減らす」ことではなく、「目指すビジョンに向かってチャレンジする」ことだと思います。だからこそ、ビジョンを共有して近い位置で仕事をするスタイルで仕事をしています。

もちろん、ビジョンに向かう中で、税金の有利・不利の判断がありますから、税金面も含めて相談をしています。ビジョンだけでは会社は続きません。どんなジャンルのお仕事であれ、お金と両立させなければ長期的に継続させることはできません。継続しなければ、幸せにしたい人を幸せにできないですし、救いたい人を救えないんです。私はそう考えているので、数字の面をきちんと伝えられるパートナーという立ち位置で一緒に仕事をして行ければと考えています。

また、今後は自分を通して関係している団体同士で、点と点が結ばれていくようにそれぞれの視点が集うことで相乗効果やコラボレーションが生まれていくといいなと思っています。企業であれソーシャルセクターであれ、すべての組織はそれぞれが自分にもっていないものを他組織から取り入れられる余地があります。たとえばNPOはビジョンの作り込みや周囲の巻き込み方を知っているし、企業は数値的な側面に強みを持っている。ゆくゆくは、そうした他分野のプレイヤー同士が集えるコミュニティをつくれたら良いと思っています。

団体が存続していくためには、営利だろうが非営利だろうがお金は必要です。けれど儲けだけが目的じゃなく、何のためにその仕事をするのかを皆が意識できるような社会になるよう、このソーシャル税理士としての活動がその一助に繋がっていけばいいと考えています。

アクションリーダー プロフィール

金子 尚弘

ソーシャル税理士/
1987年、愛知県豊橋市生まれ、名古屋市緑区在住。豊橋商業高校から立命館大学、大学院を経て名古屋市の税理士法人に勤務し、2018年10月にソーシャル税理士として独立開業。NPO育成プログラムのコーディネーター、NPO法人理事などの経験も。NPO、ソーシャルビジネス、スモールビジネスのお金・税金はもちろん、経営理念や事業計画の相談まで幅広く受付中。

団体/企業詳細

団体名
  • ソーシャル税理士

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