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廃棄物ゼロ宣言をした小さな村・上勝町の暮らしを体験する「INOWプログラム」を展開

合同会社RDND

実行中

更新日:2022.06.14

RDNDは2012年の創業以来、徳島県上勝町で事業を展開している会社です。代表の東は上勝町出身者であり、多様性と心地よさを持つまちづくりに貢献できるような事業を展開してきました。

具体的には、廃棄物ゼロを目指す「カフェ・ポールスター」の経営に加え、2020年から上勝町滞在型プログラム「INOW(いのう)プログラム」を開始しました。いのうとは地元の方言で「家に帰ろう!」という意味。単に観光客として上勝に来てもらうのではなく、実際にここに住む人たちの暮らしを体験するホームステイプログラムを展開しています。

昨年度は新たに「令和3年度上勝町ゼロ・ウェイストタウン計画策定事業」を上勝町役場から受託し、2030年を次の目標年に定めた上勝町のゼロ・ウェイストタウン作りにおける計画書策定を実施しました。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

上勝町について

四国の山林に囲まれた山間にある小さな村。人口1,500人程度の四国で一番小さな町ですが、日本で初めて廃棄物ゼロ宣言をした村として知られ、「日本の美しい村100選」にも選ばれています。

料理のつまものを生産する葉っぱビジネスの「いろどり」や、日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言をした町としてごみの45分別等に取り組むことで、地域活性化や環境政策の先進地として注目を集めてきました。

当社代表の東は上勝町出身者であり、将来は上勝町でかっこいい仕事をしながら子育てをすることを夢に抱いて大学卒業後に帰郷し、仲間とともに起業しました。「上勝町は最低2週間は居ても飽きないよ。」と言われるほど、多様性と心地よさを持つまちづくりに貢献できるような事業を試行し、展開しています。

今後のビジョン

願いとしては、この事業が上勝町で実際に起こっている課題解決に少しでも寄与することを願っています。例えば農業の後継者不足、新商品開発の担い手がいないなど、あらゆる「人材不足」が課題となっています。これに対して、私たちは少しでも貢献できるような事業を展開していきたいです。

そのために町内と町外を繋ぐ機関の設立し、そこを軸とした上勝町全体のコンサルティングが行えたらと考えています。進める上で仲間の存在は必要不可欠です。上勝町に暮らさずとも各プロジェクト毎に関わりディスカッションができる人々にどのように集ってもらうか、あるいは暮らすためにどれだけ人財への投資ができるかが肝になると考えています。

課題は、人材への投資を確実かつ継続的に行うための資金調達をいかに行なっていくかということです。今後の上勝町の方向性を着実に進めるための経済循環システムを今後10年で確実にしなくては町の持続は見込めません。そういった危機感も背景にあります。

アクションリーダー プロフィール

東輝実

団体/企業詳細

団体名
  • 合同会社RDND

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