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「かわいそう」の探求で 「悪くない=not bad」 社会を考える

村上 弥耶子

アイディア段階

更新日:2023.03.30

たとえば病気、ケガ、別れなどを経験した時、誰かに「かわいそう」と言われたら、どんな気持ちになりますか?

この言葉の奥には、同情や気遣いが含まれています。自らの安全で優位な立ち位置を確認し、指し示すサイン。心の奥には、恐れや不安があるかもしれません。

この「かわいそう」を解きほぐしていきたい。言葉にし難い、気付きたくない、おばけのようなその恐れを、私たちの日常に共存出来る存在へと、変換させることが出来たなら。

この探求活動に名前を付けて、屋号にし、活動していきたいと考えています。

キーワード

アクション詳細

目指す社会のあり方、ビジョン

活動の背景にある想い

私たち親子は、ここ数年、多くの他者から、たくさんの「かわいそう」の言葉や目線を向けられてきました。「私たちは、ほんとうに かわいそうなのかな?」「かわいそうって何だろう?」強力で強固な「社会」「みんな」という鎧を着た大軍勢に丸腰で向き合う挑戦。そんな私たち親子の探求活動が始まりました。

「スルーすればいい」と、多くの人はアドバイスをくれます。でも、その回数が多かったり、そのラベル付けが固定されてしまっても、スルーがいいのでしょうか?

「かわいそう」この言葉の奥には、同情や気遣いが含まれています。自らの安全で優位な立ち位置を確認し、指し示すサイン。無知で無自覚な上から目線。ものさしや、優劣・上下の価値基準でのジャッジ。心の奥には、恐れや不安があるかもしれません。

私はこの「かわいそう」を解きほぐしていきたい。安全で優位な立ち位置にいたい、その奥にある恐れや不安。その言葉にし難い、気付きたくない、おばけのようなその恐れを、私たちの日常に共存出来る存在へと、変換させることが出来たなら。

心に巣食うおばけと向き合いきれない誰かに貼られた、「弱者」のラベルを剥がすパワーを。心に巣食うおばけと懸命に向き合っている人を支える力を。心に巣食うおばけに怯える自分に気付き、自分を変えようともがき始める人へのエールを。

ドンキホーテかコロンブスか。自分だけの新大陸を 懸命に探して生きる人の物語を理解したいと願うから。みんなが大陸を目指さなくてもいい。今ある大陸を懸命に守る、大切に育む。名もなきコロンブスになった人たちにとって「居心地がいい」とまではいかなくても、「悪くない」そんな生き心地のよさを感じられる社会に生きていたいから。

そんな社会づくりのきっかけを考えるこの探求活動に名前を付けて、屋号にし、活動していきたいと思います。

お知恵をお借りしたいこと

探求ゼミや、「かわいそうの解体新書」本を出版したいです。
探求の学問名・屋号を一緒に考えていただけませんか?

アクションリーダー プロフィール

村上 弥耶子

2004年~ (株)パルコ
2021年~ 放課後NPOアフタースクール
2022年~ 無職
NPO法人ディーセントワーク・ラボ
ワークショップデザイナー(青学大履修証明プログラム)
1児(凸凹児/療育)の母@戸越銀座

団体/企業詳細

団体名
  • 村上 弥耶子

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